テスラの自動運転 ”オートパイロット”を使って、高速道初の専用急速充電スポットに行ってみた/テスラ モデルS 試乗レポート(3/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
P90Dで2016年の初めに新設された「ルーディクラス(=馬鹿げた)」モードを試すと、それはもう凄まじい速さ!
以前の「インセイン(=正気でない)」モードも相当に速かったが、ルーディクラスモードはさらに速い。さすがは0-100km/h加速がわずか3.0秒というだけのことはある。
ツインモーターの走りもいいけれど・・・気になるのは「オートパイロット」!
そしてテスラといえば、「オートパイロット」に興味津々である。
現段階で承認されている自動運転機能は、米国道路交通安全局(NHTSA)および日本の国土交通省が定義する自動運転のレベル2に相当するもの。
前走車との車間距離を一定に保つACCとともに、ディスプレイの右上にハンドルのアイコンが出ているときにクルーズコントロールのレバーをダブルタップすると、ポンポンという電子音とともに「オートステアリング」が起動し、自動で走行車線内を走行する。なお、このときドライバーがハンドルを握っていることが前提となる。
高速道路を長距離走るときに、ただレーンに沿って走るのも実はかなり神経を使うもの。 それをクルマに任せられるというのは非常に助かる。
自車の前面をカメラとレーダーで、周囲360°の状況をセンサーで確認しており、メーターパネルの中央のディスプレイには、認識している車線やどのような車両が走っているのか、周囲の状況がリアルタイムに表示される。車高の低いクルマなら乗用車、高いクルマならトラック、2輪車なら2輪車の絵柄となるのが面白い。
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