【新型ワゴンRスマイル 外装解説】スライドドアを備えながらも“背の高くない”注目の軽自動車
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
スズキの代表的モデルであるワゴンRをベースに、両側スライドドアを採用したモデル、新型ワゴンRスマイルが登場した。スーパーハイトワゴンよりもひと回り小さいサイズなが両側スライドドアを備え、ベースのワゴンRとは異なる丸目ヘッドライトの採用など、シンプルで愛着のわくスタイルのモデル。ここでは、そんな新型ワゴンRスマイルの外観を振り返る。
ワゴンRをベースに両側スライドドアを備えた「新型ワゴンRスマイル」
スズキ 新型ワゴンRのグレード展開は全3種類。ベースグレードのG(129万6900円)、中級グレードのハイブリッドS(147万2900円)、そして最上級グレードにあたるハイブリッドX(159万2800円)という布陣だ。全グレードに4WDモデルをラインアップしており、2WDモデル+12万3200円の価格(それぞれ税込)となっている。
スズキ 新型ワゴンRスマイルのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1695mm、ホイールベース2460mm。
全長と全幅、ホイールベースはワゴンRと同じで、全高はワゴンRより45mm高く、同社のスーパーハイトワゴン「スペーシア」より90mm低いサイズ感だ。
四角いボディに、丸目LEDヘッドランプを採用したフロントフェイス、車名の通りハイトワゴンのワゴンRをベースにしながらも、両側スライドドアを採用しているのが特徴だ。
丸目LEDヘッドランプ内には、透明な厚肉インナーレンズを用いたポジションランプを採用。また、メッキの加飾をフロントグリルやフォグランプベゼルに施し、ヘッドランプとの組み合わせにより上質さを表現している。
また、リヤのLEDテールストップランプにも厚肉インナーレンズを採用しつつ、フローティングデザインで奥行き感を表現している。
ホイールキャップは車体色に合わせてホワイト×シルバーとガンメタリック×シルバーの2トーンカラー2種類を設定(HYBRID X、HYBRID S 2トーンルーフパッケージ)。
気になる新型ワゴンRスマイルのスライドドアの開口幅はスペーシアと同等の600mmで、リヤステップ地上高は345mmと乗降性に優れている。
これまで、スライドドアを備えながらもスーパーハイトワゴンモデルよりも背の低いモデルでは、唯一、ダイハツ ムーヴキャンバスがあるだけで、それらのニーズを求める層を独占していた。新型ワゴンRスマイルは、そんなムーヴキャンバスに競合するモデルとなる。
新型ワゴンRスマイルのボディカラーは全12パターンをラインアップ。
「コーラルオレンジメタリック アーバンブラウン2トーンルーフ」と「インディゴブルーメタリック2 ホワイト2トーンルーフ」を新たに採用するなど、2トーンカラー8色、モノトーンカラー4色を設定している。
ここまで新型ワゴンRスマイルの外観を紹介してきたが、特に細部のデザインなどは、フォトギャラリーでぜひチェックしてみてほしい。
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