スバル 新型ソルテラ、走行性能に期待が集まるも、デザインやアイサイト非搭載に不満の声【みんなの声を聞いてみた】

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スバルは2021年11月11日(木)、トヨタとの共同開発によって生まれた新型BEV(バッテリーEV:電気自動車)の「ソルテラ」を世界初公開した。新型ソルテラは今後、2022年央までに日本や欧米、カナダ、中国で発売予定。価格や販売目標は今後発表される。

スバル初となる電気自動車の登場とあり注目を集める新型ソルテラだが、世間の人々はどう捉えているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

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  1. デザインに関しては、兄弟車bZ4Xとより差別化を求める声も
  2. 車両統合制御技術「X-MODE」が盛り込まれた走行性能に期待が集まる
  3. アイサイト非搭載には落胆が隠せない様子

デザインに関しては、兄弟車bZ4Xとより差別化を求める声も

トヨタとスバルが共同開発を進める新型BEV(Battery Electric Vehicle:バッテリー駆動の電気自動車)が相次いで発表された。まず2021年10月29日(金)に、トヨタが先行して新型bZ4Xの日本仕様を発表。それを追う形で今回、兄弟車となるスバル 新型ソルテラが公開された。

新型ソルテラの車名は、ラテン語で太陽を意味する「SOL(ソル)」と大地を意味する「TERRA(テラ)を組み合わせた造語から名づけられている。

新型ソルテラのボディサイズは、トヨタ 新型bZ4X同様、全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、ホイールベースは2850mmとなる。

エクスエリアでは、フロントマスクにスバル車共通のヘキサゴングリルを採用しているが、シームレスな造形でデザインされBEVらしい先進感を表現している。また、グリルから始まる水平軸が通ったボディや内側から張り出したダイナミックなフェンダーにより力強さを主張している。

デザインに関しSNS上では、

「デザインの第一印象は良い。早く実車を確認したい」

「なかなかカッコ良いと思う」

と評価する声がある一方で、

「ゴチャゴチャしすぎていてカッコ悪い」

「トータルのデザインがbZ4Xの使い回し感があってちょっと残念」

「正直デザインがトヨタのbZ4Xと変わらないと感じた」

といった声も挙がっており、印象としてはやや不満の声が多い様子。クルマ単体で見るとカッコいいという印象ながら、スバルファンなどからは、

「AWDや足回りはスバルが担当なんだろうけど、見た目の部分ではトヨタとの違いが分からない」

といった、デザイン面でよりトヨタ 新型bZ4Xとの差別化を求める声が多いようだ。

車両統合制御技術「X-MODE」が盛り込まれた走行性能に期待が集まる

デザインに関しては、不満の声がみられた新型ソルテラだが、

「走破性に期待」

「四駆性能は良さそう」

など、走行性能に期待する声は多い。

新型ソルテラの基本骨格となるプラットフォームでは、トヨタと共同開発したBEV専用のe-SUBARU Global Platformを採用。ドライバーのステアリング操作に対してリニアに反応する動的質感の高い走りを実現している。

また、4WD性能ではスバルの車両統合制御技術「X-MODE」(新機能「Grip-Control」付き)が盛り込まれ、日常域だけでなくライトオフロード以上の走行まで対応する操縦性と走破性を実現している。

アイサイト非搭載には落胆が隠せない様子

スバルらしい走行性能の高さに期待する声が集まる中、もう一方のスバルの特徴ともいえる安全性能の面では、不満の声が集まっている。

「スバル版ではアイサイトを載せてほしかった」

「スバルのEVがアイサイトを搭載しないモデルだったのは残念」

「アイサイトが無ければスバルじゃない」

新型ソルテラではスバルの代名詞である先進運転支援システム(ADAS)「アイサイト」は搭載されず、トヨタの安全運転支援システム「トヨタセーフティセンス」が導入される。

今回はEVとアイサイトとの協調に時間が足りないと判断され採用が見送られているが、スバルとしても今後は検討していきたいとしており、この辺りはこれからに期待したいところだ。

様々な声が挙がっている新型ソルテラだが、

「価格次第では購入したい」

「500万円以下なら積極的に購入を検討する」

など、購入意欲を見せる声もさっそく挙がっている。こちらもトヨタ 新型bZ4X同様、価格のボーダーラインは500万円とする声が多く、正式な発表が待たれる。新型bZ4X含め、新しい情報が入り次第、速やかにお届けする。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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