“スバリスト視点”で見る「スバル 新型インプレッサスポーツハイブリッド」徹底解説(1/4)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:和田清志
インプレッサスポーツハイブリッドは“エコカー”にあらず!
巷では、「スバルは2014年に新型車を出し過ぎて今年はネタ切れになっている」などという噂が流れています。
たしかに、怒濤のように入魂のニューモデルを投入しまくった去年と比べると、今年はビッグネーム的な新型車が出ない雰囲気ですが、その分、追加車種や年次改良に他社では考えられない入魂ぶりがみられることに注目!その事実を象徴するのが、「インプレッサスポーツに追加されるハイブリッド」です!
去年の秋にビッグマイナーチェンジを施し、D型へ移行してからも販売が好調なインプレッサスポーツに、待望のハイブリッド車を追加
上記だけでは、モデル末期になりがちな追加グレード販売でお茶を濁すという印象を与えかねませんが、さにあらず!
インプレッサスポーツのハイブリッドは、追加グレードというより、追加車種に近いといえる“これまでのインプレッサとは別物”感の強い入魂車として発売されるのです。
スバルならではのハイブリッドカーに仕上がっていることを期待!
スバルとしては、XVハイブリッドに続く第二弾のハイブリッド車となりますが、XVのときと同じく、一般的なハイブリッド車とはコンセプトが大きく異なるのがスバルらしいところ。
ハイブリッドというと、普通はJC08モード燃費の数字の良さを大きくアピールするものですが、スバルのハイブリッド車は低燃費を最優先とした普通のエコカーではなく、「より楽しく、より快適に運転できることを最重視した上級車種」として位置づけられます。
XVハイブリッドでもそうでしたが、カタログや広告をわかりやすく飾る燃費の数字には目もくれず、シャシーを煮詰めて操縦性を研ぎすますことにもっとも力を入れて開発。その結果、NAエンジンを搭載するインプレッサシリーズとしては歴代最高のFun to Driveが楽しめるハンドリングを備えたクルマとして誕生しました。
今回のハイブリッドの開発にあたり、現行型WRXの開発をとりまとめた高津益夫氏がインプレッサシリーズ全体をとりまとめることになった人事からも、インプレッサスポーツのハイブリッドを別物に仕立てたいというスバルの思いが伝わってきます。
インプレッサのハイブリッドは、「出せる新型がないので、とりあえず現状使えるネタを流用してグレードを追加してみました」的な安直企画ではまったくないのです。
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