【試乗】スバル「BRZ tS」STIコンプリートカー第二弾(D型・2015年モデル) 速攻レポート/マリオ高野(5/5)

【試乗】スバル「BRZ tS」STIコンプリートカー第二弾(D型・2015年モデル) 速攻レポート/マリオ高野
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300台のうちの100台のみ設定される「特別な黄色」は特に希少価値大!

【試乗】スバル「BRZ tS」STIコンプリートカー第二弾(D型・2015年モデル) 速攻レポート/マリオ高野

最後に、4色設定されるボディカラーのうち「サンライズイエロー」は100台限定で、奇麗に発色させるためには下塗りが白でなければならず、また生産ラインで流れる前後のクルマの色も白である必要があるなど、生産工程上の問題により、生産は10月となります。

黄色が欲しい人は納期が長くなることになりますが、将来的な希少価値は相当高くなる可能性が高いので、待ち甲斐はあります。逆に、少しでも早く乗りたい人は黄色以外を選んでください。

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ちなみに、内外装パーツについてはチェリーレッドモール付きのフロントグリルに注目。

これはただ色を塗ったりしただけのものではなく、専用の型から起こした高品質パーツとなっています。

これは大チャンス! リーズナブルな価格で所有する喜びを満たす特別な1台を手に入れよ!

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BRZ tSは前作2013年式の時点で完成度は高く、玄人筋からの評判も良い傑作車でした。それゆえに踏襲された部分も多い今度の新型はやや地味に感じるかも知れませんが、ジックリ内容を見ると猛烈に濃い1台となっていることがわかります。

また、ノーマルのBRZもD型となってからリアまわりの剛性がアップするなどして前作のtS並みに乗り味が相当良くなり、スーパーGTドライバーの井口卓人選手が購入するなど、運転の超絶プロも本気で絶賛のクルマに進化しました。ノーマル車がグッと良くなった分、正直悩ましいところではありますが、それでもやはりSTIコンプリートは別格。乗り味の甘美化を促すパーツのほとんどは熟練工による手作業で取り付けられる点など、所有する喜びを満たせてくれる特別な1台をリーズナブルな価格で手に入れる大チャンスといえるでしょう。

BRZ tSの発売により、日本のスポーツカー市場はますます面白くなりました!

[レポート:マリオ高野/Photo:島村栄二]

※画像をクリックすると、STIコンプリートカー「BRZ tS」の詳細をチェック出来るフォトギャラリーページへとジャンプします!

スバル BRZ tS[D型・2015年モデル・STIコンプリートカー]主要諸元 【※(  )内は6速ATモデル】

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全長x全幅x全高:4260x1775x1310[ルーフアンテナを除いたルーフ高は1275]mm/ホイールベース:2570mm/車両重量:1240kg(1260kg)【参考値】/乗車定員:4名/駆動方式:後輪駆動[FR]/エンジン種類:FA20型水平対向4気筒 DOHC 16バルブ デュアルAVCS ガソリン直噴エンジン/総排気量:1998cc/最高出力:200ps[147kW]/7000rpm/最大トルク:20.9kgf-m[205N・m]/6400-6600rpm/燃料種類:無鉛プレミアムガソリン/トランスミッション:6速マニュアルトランスミッション(パドルシフト付6速オートマチックトランスミッション)/タイヤサイズ:225/40ZR18 92Yタイヤ(ミシュラン・パイロットスポーツ)/ボディカラー[全4色]:サンライズイエロー[専用色]/WRブルー・パール/クリスタルホワイト・パール[特別色]/クリスタルブラック・マイカ/メーカー希望小売価格:3,990,000円(4,071,000円)[消費税込み]/受注期間:2015年10月12日まで/販売台数計画:300台限定・サンライズイエロー塗色車は100台限定

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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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