衝撃のデリー!!オートエキスポ2012 小沢コージが現地レポート(1/3)
- 筆者: 小沢 コージ
- カメラマン:小沢コージ
中国、ブラジルに続け!
皆様あけましておめでとうございます。不肖小沢、さっそく年始に大変貴重な初体験をしてまいりました。そう、中国に続く赤丸急上昇中の超大国、インドのニューデリーで行われた首都モーターショーに生まれて初めて行ってきたのだ。その名も「オートエキスポ2012」!
デリーショーは1986年から行われており、今回で11回目。ある意味歴史的には去年14回目を迎えた上海ショーや、今年12回目を迎える北京ショーと似たり寄ったりだが、中国が上海と北京で国際ショーを1年ごとに交互開催しているのに対し、インドは2年に1回のデリーだけ。さらに1回目と2回目が7年も空いたりしていることを考えると正直出遅れている。
とはいえ2000年には約100万台だった年間生産台数は、2011年には初の300万台突破!中国、日本、北米、ドイツ、ブラジルらに続く世界7位レベルに達しており、その勢いはハンパない。
既にトップの中国がその6倍の1800万台を2010年に生産していることを考えるとまだまだだが、試算によれば2015年には570万台、2020年には1000万台を達成する見込み。となると世界3位レベルも見えてくるわけで、やっぱり次の時代の主役はインド!なのだ。
実際今の人口12億人というのはほぼ中国と遜色なく、さらに現在国民の50%の人数が30才以下!と言うデータもあるとか。ある意味、一人っ子政策で何10年と来てる中国より、よっぽど健全な年齢構成比を持っているわけで、将来的に中国を凌ぐ可能性だってあるわけだ。
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