自動車火災はなぜ起こる!? 対策する方法はあるのか

画像ギャラリーはこちら

路上での自動車火災に関するニュースを目にすることがある。現場の動画がTVのニュースに取り扱われることも多く、特に高額なスーパーカーなどは話題になりやすい。果たしてどのくらい発生しているのだろうか。

車両火災発生! 公道を使って行われた緊迫の消防訓練の模様を写真で見てみる

目次[開く][閉じる]
  1. 車両火災は年間3600件以上も発生していた
  2. 車両火災を防ぐ方法はないのか
  3. メーカーと国土交通省によるリコール対策も行われている

車両火災は年間3600件以上も発生していた

総務省消防庁刊行の「令和元年版 消防白書」によると、平成30年の出火件数37981件中、車両火災※は3660件発生。全体の10%近くを占めていることがわかる。毎日10件は発生している計算だ。その損害額は19億605万円に及ぶ。

なお平成20年と比べると出火件数52394件、車両火災5358件と、発生件数自体は減少している。

出火原因の1位は「排気管」(マフラー)から

主な出火原因は「排気管」が17.1%で最も多い。走行中高温になる排気管(マフラー)に、ガソリンなどの着火物が漏洩したり、可燃物が接触することで発生しているようだ。

次いで多いのが「交通機関内配線」(短絡・スパーク・衝突による発火等)9.8%で、「放火(放火の疑いを含む)」6.6%、「電気機器」5.8%、「たばこ」4.3%と続く。その他に調査中であったり不明なケースも多く56.4%を占めている。

※車両火災には自動車に加え鉄道車両も含まれる

▼本番さながら! 開通前の自動車専用道で行われた消防訓練の模様はこちら▼

車両火災を防ぐ方法はないのか

素人の配線による出火も少なくない!

1日あたり10件も発生している車両火災。防ぐ方法はないのだろうか。

JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)では、「ライターやスプレー缶を車内に放置しないこと」「電源を必要とする車両の各機器が正しく接続されているか(ショートすることがないか)」などを呼び掛け車両火災防止を訴えている。例えばバッテリーのターミナルが緩むことでショートが発生し、火災の原因となることも少なくない。カーナビの機器などを通販で購入したものの、配線や取付に不安がある場合は、取付の専門店に依頼したほうが良いだろう。

メーカーと国土交通省によるリコール対策も行われている

国土交通省では、自動車の不具合による事故・火災情報をWebサイト等で公表している。これは「自動車の不具合に対するユーザーの関心を高め、適切な使用や保守管理及び不具合発生時の適切な対応が促進されること」を目的としたもの。

2019年1月から12月までの1年間で検索をかけると、乗用車・軽乗用車だけで358件のデータが抽出された。

古いものでは、1973年式のトヨタ スプリンタートレノ(TE27型)や1986年式カローラレビン(AE86)、1990年式マツダ ユーノスロードスター(NA型)といったマニアックな物件から、調査当時最新の2019年式の新車(走行わずか500kmという不運なケースも)まで様々だ。

中にはリコール対象の車両も含まれており、改修が未対策なため発生したと思われるケースも見受けられた。

リコール制度とはなに?

ちなみにリコールとは、自動車メーカーが国土交通大臣に事前届出を行った上で回収・修理を行い、設計・製造過程の問題に起因する不具合を解消させることで、事故・トラブルを未然に防止する制度だ。

車両火災の原因以外でも、自身の愛車がリコール対象となっている場合もある。国土交通省のWebサイト「自動車のリコール 不具合情報」では、車名や型式などで検索可能となっている。一度は愛車にリコールがかかっていないか、チェックしてみることをお勧めする。

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる