アメリカの「日産 サニー」が激烈にカッコ良過ぎる! カローラ爆売れの今こそ復活を!

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「トヨタ カローラ」が良く売れている。コンパクトカーやSUVが幅を利かせる中、2020年上期では販売台数2位と好調なセールスだ。そんなカローラにはかつて好敵手がいた。その名は「日産 サニー」。日本ではとっくに消滅してしまったサニーも、海外では後継車を販売中。しかも猛烈に格好良く生まれ変わっていた! これ、なんで日本で売らないの!?

北米サニーがカッコいい! 日本でも売って欲しい日産 セントラを写真でもっと見る

日本にない最新「サニー」(もしくは「ブルーバード」)が激烈に格好良くなっていた

あまりに格好良くて、おもわず二度見してしまった。北米向けのセダン車「日産 セントラ」の2020年モデルだ。

日本の大衆車「サニー」はもととも北米では「ダットサン 310」として販売されていたが、サニーが初めてFFモデルになったB11型で「日産 セントラ」に名前を変え、1982年より販売を開始。サニーが2004年に日本で販売を終えた後も、北米向けのセントラは独自の進化を続けた。北米で歴代累計600万台以上を販売し、日産のトップセラーモデルとなっているのだ。

そして格好良く生まれ変わった新型セントラで8代目。2020年1月より発売を開始している。

歴史的系譜を追うと余計に混乱してくる日産のグローバル向けセダン車

実は前年2019年の上海モーターショーで、このクルマは新型「シルフィ」として発表されている。

日本のシルフィは、サニーと並び往年の日産を代表する「ブルーバード」の後継車(一時期は「ブルーバードシルフィ」として売られていた)という位置付けなので、ちょっと混乱してしまうかもしれない。

もっと混乱させることを書くと、北米向けブルーバードは「アルティマ」という名前。アルティマの先代モデルは、日本でLクラスセダン「ティアナ」として2019年まで生産されていた。ああ、ややこしい…。

日本で売るならe-POWER化は必須だ

ワゴンの車名はぜひ「サニーカルフォルニア」で

日産 セントラ北米仕様(2020年モデル)に搭載されるのは、直列4気筒の2リッターガソリン直噴DOHCエンジン。日本で売るなら、ハイブリッド「e-POWER」搭載は必須条件となるだろう。

北米向けも中国向けも、まだほかのボディラインナップは用意されていない。かつてのサニーのように、セダン以外にもワゴンやクーペ、ハッチバックなどの展開にも期待したいところだ。ワゴン車のネーミングはぜひ「サニーカルフォルニア」にして欲しい・・・。

今こそ「やっちゃえニッサン」!

現行型日産 シルフィのボディサイズ、全長4615mm×全幅1760mm×全高1495mm、ホイールベース2700mmに対し、セントラ2020年モデルのボディサイズは、全長4640mm×全幅1816mm×全高1445mm、ホイールベース2712mm。、

ちなみにトヨタ カローラ(日本仕様)は全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mm、ホイールベース2640mmで、セントラのほうが全体にちょっとずつ大きい。思わず、1970年登場の2代目サニーのエピソードを思い出してしまう。

2代目サニーは、フルモデルチェンジでボディサイズを拡大。「隣のクルマが小さく見えます」とのキャッチコピーで、ライバルのトヨタ カローラを挑発したのだ。そのくらい、当時のトヨタvs日産の大衆車戦争は激しかった。

そんな時代を懐かしむのは年寄りの証拠だろうか。いやいや「やっちゃえニッサン」とは、そういう意味だと思うのだ。

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]

日産/サニー
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128.6万円192.4万円
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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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