小型モビリティがコロナに勝つ唯一の移動手段! 描いていた未来が大きく変わるMaaSの今って?【未来モビリティ総研】(1/2)
- 筆者: 会田 肇
- カメラマン:MOTA編集部
電車やバス、さらにはカーシェアなどを駆使した超便利な移動手段の総称をMaaSと呼ぶ。それを実現すべく、各国の自動車メーカーなどがこぞって開発を進めてきていたが、新型コロナウィルスの影響でその未来が揺らぎつつあるという。そこで、今回はこれまで描いていた未来のMaaS社会がコロナによってどんな変化をもたらすのか? 変わりつつある未来の姿を考える。
そもそもMaaSってなに?
最近よく耳にするようになったMaaS(Mobility as a Service)。これは人の移動を最適化するために考えられたモビリティのためのサービスのことで、具体的には移動手段の選択や予約、決済までをオンラインで一括できるサービスのことを指す。
![今まで乗り換え案内といえば、電車のみを検索できるのが一般的であった](https://cdn.autoc-one.jp/images/article/201905/13102130554_d872_o.jpg)
![MaaS社会が実現すれば電車やバスに加え、カーシェアや自転車などあらゆる乗り物を使うことが可能となる。これまでの“縦割り”から各事業者間を横断する便利なサービスとなる](https://cdn.autoc-one.jp/images/article/201905/12002103667_a174_o.jpg)
これまでは乗り換え案内などで提案された内容に従って個別に手配するしかなかったが、MaaSではシェアリングサービスや鉄道やバス、飛行機などの交通機関をワンパッケージで予約・決済できる取り組みが可能となる。
若者のクルマ離れ&高齢者の事故解消など諸問題を一挙に解決
一昔前はマイカーを持つことが大人として成功の証しでもあり、モテるためにこぞってクルマを買う時代もあった。しかし、今やマイカーを持たない人が増え、特に若い世代でのクルマへの関心は年々低下しているとも言われる。
また、高齢者にとってはクルマの運転が負担になってきているという現実もある。折しも低速モビリティでの自動運転の実現が着実に近づいているところでもあり、MaaSはそんな時代を背景に誕生したというわけだ。
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乗り換え案内でキックボード? 超進んでいる海外の交通事業
既に海外では実に様々な交通手段が実用化され、Googleで経路を探索すれば地域によってはカーシェアリングや電動キックボードまでがその中に含まれたりもする。
残念ながら日本ではライドシェアがなく、電動キックボードは原動機付自転車の扱いとなるなど、その選択肢は狭められてしまっているが。
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