O・Z、ブランド誕生から45周年を記念したイベントを開催

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O・Z 45周年アニバーサリーイベントにて

5/11(水)、イタリアのアルミホイールメーカー「O・Z(オーゼット)」はブランド誕生から45周年を記念したアニバーサリーイベントを、麻布十番の「ELE TOKYO」で開催した。

O・Z 45周年アニバーサリーイベントにて

O・Zの誕生は1971年1月4日。小さな田舎町のガソリンステーションで働く二人の若者により、当時ラリーで人気を博したミニクーパー用のホイールが、レース好きの二人の手によってこの世に送り出されたことから始まる。

二人の名は、「シルバノ・オゼッラドーレ(SilvanoOselladore)」と「ピエトロ・ゼン(PietroZen)」。

二人のイニシャルを冠し「O・Z(オーゼット)」と名付けられたこのホイール工房は1978年に株式会社となり、1984年にはレーシングブランド「O・Z Racing(オーゼット・レーシング)」を立ち上げてホイール技術の最高峰へと挑戦する。

O・Z RacingではF1やWRCなど最高峰のモータースポーツにホイールサプライヤーとしてチャレンジし、そこで培った技術を製品へフィードバック。同社の技術力による信頼性とイタリアならではのデザインは常に人気を博し、世界中のホイールデザインの指針になるとともに、O・Zは世界で有数のトップブランドへと成長していった。

オーゼットジャパン株式会社 代表取締役社長の内山晶弘氏

そんなO・Zが、今年2016年に生誕45周年を迎えた。同イベントに登壇した、オーゼットジャパン株式会社 代表取締役社長の内山晶弘氏は、

「(目の前に)“45”という数字が出ていると思いますが、イタリア本社が誕生したのが1971年、誕生して45周年になります。そして私自身も45才でして、非常に運命的なものを感じて仕事をさせていただいております。オーゼットジャパンも、今年で27年目を迎えます。

また、イタリア本社のスタッフが一人、昨年後半から日本に居ります。その彼と一緒に今までにない動きをしております。それはチューナー様へのブランディング、そして国内レースにおけるシェア獲得が目的です。そういった将来に向けての活動も行っておりますので、ご期待頂ければと思います」

と45年の節目を迎えたO・Zが、日本国内でも新たなチャレンジに挑んでいる事を述べた。

O・Z 45周年アニバーサリーイベントにて
O・Z45周年を記念して発売された「Anniversar 45(アニバーサリー・フォーティーファイブ)」アルミホイール

O・Zでは45周年を記念したアルミホイールを、2016年1月に発表した。その名前は「Anniversar 45(アニバーサリー・フォーティーファイブ)」。

これは、冒頭で述べた1971年にO・Z初の製品となったミニクーパー用ホイールを現代風にリメイクしたメモリアルモデルで、初代モデルと同様に「ホールデザイン」があしらわれており、センターキャップには初代O・Zのブランドマークが復刻されている。

対応サイズは17・18インチでもちろんミニに適合している。

ヒューマンビートボクサーの「Daichi」さん
ヒューマンビートボクサーの「Daichi」さん

今回、同イベントには二人の特別ゲストが招かれた。

その一人がヒューマンビートボックス(自らの声や息でビートを刻んでいく)を得意とする日本のミュージシャン「Daichi」さん。

YouTube上に公開したことがきっかけでブレイクしたDaichiさんのYoutube動画再生回数は、なんと1億9千万回。チャンネル登録者数は86万人と、国内外で圧倒的な人気を誇るヒューマンビートボクサーだ。

イベント開始からおよそ2時間程が過ぎ、プレス陣ほか招待者など50名は超えるであろう出席者の皆が今か今かと待ち望んだ中、いよいよ登場したDaichiさん。

Daichiさんが軽く自己紹介したのち、早速そのボイパを会場の出席者に披露すると、その身一つで一切の楽器を持っていないにもかかわらず、次から次へと様々な音が奏でられていくDaichiさんのパフォーマンスに、会場内の至るところから感嘆の声が湧き上がった。

ブレイクダンサーの「TAISUKE」さん
DaichiさんとTAISUKEさんのセッションDaichiさんとTAISUKEさんのセッション

Daichiさんのテクニックを堪能した我々であったが、ここでもう一人の特別ゲストとしてブレイクダンサーの「TAISUKE」さんが登場した。

TAISUKEさんは、日本で最も“世界一”に近いとの呼び声の高いチーム「ALL AREA」のメンバーの一人。ダンス歴僅か2年で日本の最も大きな大会で準優勝を果たし、その才能を開花させてからは多くの大会で優勝を総なめにし、現在は日本のBREAK DANCEシーンに影響を与えるほどの人物と言われている。

今回のイベントでは、DaichiさんとTAISUKEさん、互いのテクニックがなんと“即興”という形で披露。事前の打ち合わせ無しにDaichiさんが徐々に速いビートを刻んでいき、TAISUKEさんがそれに合わせて数々の技を魅せていく。

息もつかせぬ程の2人のセッションに、会場は飲み込まれていき、最後にはアンコールの声が轟くほどの盛り上がりの中で会場は幕を閉じた。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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