【スクープ!】スズキ スペーシアに新バージョン「スペーシア カスタム」~6月にもデビューか~

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【スクープ!】スズキ スペーシアに新バージョン「スペーシア カスタム」~6月にもデビューか~
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スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」に、ちょっとイカツい「カスタム」新登場へ

2月末に発表された、スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」が好調な滑り出しだ。使い勝手の良い両側スライドドアを備え、広い室内空間を持つとびきり背の高いモデルでありながら、ボディの軽量化を実現。「エネチャージ」などの環境技術「スズキグリーンテクノロジー」の搭載と相まって、なんとワゴンRをも上回る29.0km/Lというクラストップの低燃費を記録するなど、実に魅力的なモデルだ。デビュー早々3月の販売台数は7245台。そして4月は8112台を記録している(全軽自協調べ)。3月は年度末の決算期で、また新入学や新卒、転勤など人の動きも多い時期だけに、年間を通して一番クルマが売れる時期だが、引き続き4月に入っても台数をさらに伸ばしていることがわかる。

カスタム系がない中での月間8000台販売は善戦

スズキ スペーシア X[ノーマルモデル]
スズキ スペーシア T[ノーマルモデル]

ただし軽スーパーハイトワゴンのライバル「ホンダ N BOX」は3月で26696台(!)、4月で16382台と、圧倒的な台数記録を叩き出しているし、2007年にデビューしモデル末期を迎えつつある「ダイハツ タント」も3月15990台、4月9532台と、スペーシアを上回っている現実もある。

しかしいっぽうで、試しにオートックワンの中古車検索を調べてみると、ライバルA車の平成25年式モデルは600台近く、B車も400台ヒットする(5月22日現在)。それもほとんどが「新車未登録」もしくは走行100km未満の、いわゆる「新古車」が中心だ。販売現場での厳しい戦いがここでも垣間見られるが、スズキのスペーシアは全国でも30台以下と、その台数には大きな違いが見られる。中古車情報サイトには掲載されていない潜在的な台数も勘案するに、スペーシアの月間約8000台の販売台数は、真の実力そのものだと言っていいだろう。

しかも、ライバル車にあってスペーシアにはないものがある。それは「カスタム」モデルの存在だ。

スズキ スペーシア T[ノーマルモデル]スズキ スペーシア[ノーマルモデル] 圧倒的な広さを誇るインテリアスズキ スペーシア最大のライバル、ホンダ N BOX(右)スペーシア最大のライバルでもあり、現在軽自動車中でNo.1の販売台数を記録している大ヒット作「ホンダ N BOX」軽スーパーハイト系ワゴンのマーケットを開拓したパイオニアの2代目モデル「ダイハツ タント」

スタイリッシュなエアロパーツや存在感を高めるフロントグリルなどを装着し、装備面でも上質感を高めたもので、例えば同じスズキでもワゴンRには「ワゴンR スティングレー」があるし、スペーシアの従来型「パレット」にも「パレット SW」が設定されていた。価格も少し高くなるが、他社モデルも含めベースモデルとは7:3ないし6:4、車種によっては実に5:5という一定の割合で、ユーザーからの根強い支持を集め続けている。

そんなテッパン商品であるカスタムモデルもない中での月間約8000台販売は、かなりの善戦だと言って良い。

そしてもちろん、スズキも手をこまねいていたワケではない。この6月中にも、満を持して「スペーシア カスタム」をいよいよ市場へと送り出すことになったのだ。

公然の秘密!? スズキも認めていた「スペーシア カスタム」の存在

[スクープ!]スズキ 新型 スペーシア カスタム
[スクープ!]スズキ 新型 スペーシア カスタム リア画像

実はスズキでは、この「スペーシア カスタム」の存在は最初から明らかにしていた。2月26日のスペーシア報道発表会場の片隅に、スペーシア カスタムの実車をこっそり展示していたのだ。もちろん報道陣に対して詳細な情報の提供はなかったが「Spacia Custom」と書かれたナンバープレートとエンブレムが装着され、無言のうちにその存在をアピールしていた。

スズキの他のカスタム系「ワゴンR スティングレー」などと同系統の意匠で、クリアタイプのフロントグリルやリアコンビランプ、そしてエアロパーツなどでドレスアップされ、タイヤも15インチと大径化されていた。実車ではしっかり確認できなかったが、おそらくはフロントグリル内のLEDのイルミネーションも装備されているだろう。またボディカラーも、パステル調の柔らかなイメージが中心のラインナップを持つスペーシアに対し、展示車(写真のモデル)はシックなグレーの専用車体色をまとっていた。

上質でシックなインテリアにも注目

[スクープ!]スズキ 新型 スペーシア カスタム インテリア・インパネ
[スクープ!]スズキ 新型 スペーシア カスタム インテリア

今回オートックワン編集部 スクープ班では、発売に先駆けてスクープ画像を入手した!

中でも注目はインテリアだ。ファミリー層に支持されるベージュの明るく柔らかい色調が特長だった「スペーシア」に対し、「スペーシア カスタム」は一転してシックでオトナのムード満点だ。ちょうどワゴンRとワゴンRスティングレーとの関係と同様に、ブラックの内装カラーに、ピアノブラック調のインパネ加飾やシルバーのアクセントがキリリと光っている。写真のモデルは本革巻きのステアリングホイールも装着しているようだ。

ベースのスペーシアはノーマルモデルで29.0km/L、ターボモデルでも26.0km/Lと、全モデルがエコカー減税100%免税を達成していた。エアロパーツや大径ホイールの装着、装備の充実化などで車両重量は増すこととなり、少なからず不利な条件となるが、それでも「スペーシア カスタム」もかなりの低燃費ぶりとなるだろう。100%免税達成は厳しいかもしれないが、その数値にも期待したい。

スペーシアの新ラインナップ「スペーシア カスタム」の登場は6月頃が見込まれる。強力なライバル車と戦うための武器は、いよいよこれで全て揃った。この夏の熱いボーナス商戦が楽しみだ。

[レポート:オートックワン編集部 スクープ班]

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