シェルビーアジア コブラAPモデル 試乗レポート/岡本幸一郎(2/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
コンパクトで軽量なボディにV8エンジン
さっそく実車をチェックしよう。美しさと迫力を併せ持つボディパネルはFRP製で、ボディサイズは3860mm×1753mm×1220mmとコンパクト。パッと見はもっと大きく見えるのだが、実は4mをだいぶ切っている。
タイトなコクピットは、シンプルなインパネに大小7つのメーターと、トグルスイッチや回転式スイッチなどがズラリと並ぶ。スピードメーターが反時計回りであるところもユニークだ。
直立気味のウインドシールドや細いステアリングホイール、オリジナルを踏襲したシフトレバーやサイドブレーキレバーなど、今のクルマにはないヴィンテージな雰囲気に満ちている。
試乗車に積まれていたエンジンは、アイドリングから派手なV8サウンドを轟かす排気量5.7リッター(最高出力448ps/最大トルク57.8kgm)のフォード製だ。しかしフォードからの供給の都合で、実際のAPモデルは、500ps、62.2kgmを発揮する6リッターユニットになるとのことだ。
また、オプションで700psを誇る4.6リッターのスーパーチャージャー付きや、マスタング2011年モデル用のインジェクション仕様(412ps)を選ぶこともできる。ABC(アクセル/ブレーキ/クラッチ)ペダルは左に寄っていて、パワーアシスト付きのクラッチペダルは、それでも踏力は少々重めだが、半クラッチはあまり苦にならず、つなぐとありあまるトルクのおかげで軽々と走り出す。
アクセルペダルの操作にまったく遅れなくレスポンスし、踏み込めば4バレルのキャブレターが発する吸気音の高まりとともに一気にトップエンドまで吹け切る。1トンをはるかに下回る軽量な車体にビッグパワーのV8が積まれているのだから、加速はもちろん強烈そのものだ。ブレーキペダルもパワーアシストが付くので扱いやすい。
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