ブリヂストン レグノ GR-XT 試乗レポート(3/4)

  • 筆者: 松下 宏
  • カメラマン:オートックワン編集部
ブリヂストン レグノ GR-XT 試乗レポート
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音の変化を抑えた心地好さ

レグノのセールスポイントである静粛性に関しては、さらに高いレベルが追求された。

タイヤの接地面に設けられる溝の形状を工夫し、3Dノイズ抑制グルーブという新しい技術を採用することで、静粛性を向上させるとともに、心地好い音色を実現した。

さらにGR-XTでは3Dノイズカットデザインを採用することで、振動が音となって車内に伝わりにくくし、ロードノイズを低減した。

また、「東京大学生産技術研究所 応用音響工学研究室」との共同で、走行中の路面ごとの音圧を低減することに加え、“路面の変化による人の気になりやすさ”に着目し、路面が変わったときの音の変化が少なくなるような音質コントロールを行ったという。

これは具体的な数値で示されるものではなく、乗った人が感覚的に評価する部分なので、同じマークXにGR-9000とGR-XTを交互に装着してプルービンググランド内のさまざまな路面を試したり、あるいはブリヂストンのテストドライバーの運転するLSの車内で騒音レベルの違いを確認したりした。

特に良く分かったのは、マークXを運転して路面の変化による音質の変化を確認したセクションで、変化の幅が小さいので意識していても変化が気にならない感じだった。

絶対的な騒音レベルに関しては、従来からのGR-9000の段階ですでに十分に高い水準に達しているので、われわれのレベルでは判断できないくらいだった。

訓練された専門のテストドライバーには違いが分かるとのことだが、それくらいに高いレベルでのわずかな違いであった。

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松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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