autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート ファルケンのフラッグシップタイヤ アゼニスFK510が日本上陸! 欧州プレミアムカーでその走りを徹底検証

試乗レポート 2018/4/3 12:08

ファルケンのフラッグシップタイヤ アゼニスFK510が日本上陸! 欧州プレミアムカーでその走りを徹底検証

Text: 岡本 幸一郎 Photo: 茂呂 幸正/ファルケン
ファルケンアゼニスFK510試乗
ファルケンアゼニスFK510試乗ファルケンアゼニスFK510試乗ファルケンアゼニスFK510試乗ファルケンアゼニスFK510試乗画像ギャラリーはこちら

リーズナブルな価格でありながら走りは一級品のファルケンタイヤ

現在40~50代のクルマ好きにとって、「ファルケン」と聞くとちょっと特別な気持ちを抱く人は少なくないことだろう。リーズナブルながら高性能なイメージのあった往年のファルケンは、走りにこだわりたい若者たちの強い味方だった。

2003年に住友ゴム工業のブランドとなってからも、ファルケンは持ち前のコストパフォーマンスの高さを身上としていたが、やや存在感が薄れていたのは否めない。ところが、そのファルケンは2015年にコンセプトを一新。「ON THE PULSE」のブランドステートメントを掲げ、若々しさ、躍動感、確かな技術を訴求するグローバルブランドとして新たなスタートを切った。

最近ではニュル24時間レースやレッドブルエアレースなどをオフィシャルパートナーとしてサポートしていることでも知られる。

>>ファルケンのスポーツタイヤ アゼニス FK510を写真でチェック【画像49枚】

プレミアムカーへの装着を想定した高性能タイヤ アゼニス FK510

ファルケンアゼニスFK510試乗

そんな新生ファルケンのフラッグシップである「アゼニスFK510」は、先行して導入済みの欧州市場でも、ドイツで高い人気を誇る自動車専門誌「AUTO BILD」誌が実施したタイヤテストにおいて総合2位を獲得するなど、すでに高く評価されている。

もっとも厳しい欧州市場に真っ向から挑戦し、現地でも高い評価をえることができたのは住友ゴム工業にとっても大きな励み。「アゼニスFK510」を世界展開するにあたり、日本にも導入するはこびとなった。

位置づけとしては、17インチ以上のみの設定となっていることでもうかがえるとおり、主に上級車種とのマッチングを念頭としたプレミアムタイヤとなる。性能面では、高速走行安定性能とウェット性能にとくに注力して開発したという。今回はメルセデス・ベンツ Cクラス C180、フォルクスワーゲン ゴルフR、ポルシェ マカンSという、FR、FFベースの4WDの高性能車、SUVのタイプの異なる3車種で高速道路と一般道を走り、その実力を垣間見ることができた。

3台をドライブして共通して印象的だったのは、操縦性の正確さと高速安定性の高さ、“走る”ことを実感させる豊かなステアリングインフォメーションと高い接地感と、ひいてはそれらによる安心感だ。

出発地点から高速道路までは、やや曲がりくねった幅員の狭い一般道を走るのだが、こうした道ではクルマがきちんと動いてくれないと不安を感じそうなところ、アゼニスFK510ならまったく問題ない。ステアリングを中立からわずかに切った微舵領域に曖昧な印象がなく、操作に対して遅れることもなく、極めてリニアに応答して、クルマが意のままに動いてくれる。

高い接地感とリニアなステアリングフィールで思いのままに車を操れる

ファルケンアゼニスFK510試乗
ファルケンアゼニスFK510試乗

高速走行ではフラットな乗り味が心地よい。腰砕けになることはまったくなく、十分な剛性感があり、レーンチェンジではステアリング操作に遅れることなくリアもきれいについてきて、もどしたときもヨーが瞬時に収束して揺り返しがほとんど出ない。クルマの動きに一体感があり、いたって安定しているので、なにも不安に感じることなく安心してドライブできる。

メルセデス・ベンツ C180には、F:245/40ZR18、R:265/35ZR18と、標準よりも偏平で幅広なサイズが装着されていたこともあり、乗り心地はやや硬めながら、ハンドリングのしっかり感が増して、標準状態ではややファジーな感もある中立付近のフィーリングがピタッとリニアになったように感じられた。

次いで純正と同じ前後245/40ZR18サイズを履かせたゴルフRに乗り換えても、そのよい印象は変わらず。もともとゴルフの頂点に位置するハイパフォーマンスモデルとして登場したゴルフRゆえ、クルマの味付けもそれなりにハードなセッティングが施されているのだが、そんなクルマに装着してもFK510はしっかり応えてくれる。締め上げられたサスペンションに対しても力不足を感じることはなく、ハンドリングの正確性と高速安定性の高さを感じさせた。

扁平が厚く、車高が高いSUVでもスポーツ性が失われることは皆無

ファルケンアゼニスFK510試乗
ファルケンアゼニスFK510試乗

ポルシェ マカンSは、まず用意された試乗車が7万2000kmも走った個体であるにもかかわらず、ポルシェらしいどこにも隙のない感覚を維持していたことにも驚いたのだが、「アゼニスFK510」が、その感覚をスポイルしないタイヤであることも感心した。

標準のF:235/60R18、R:255/55R18サイズではタイヤのサイドウォールがやや厚くなり、さすがに車高の低い上記2モデルに比べてたわみを感じるのは否めないものの、重心高の高いSUVでも俊敏な動きが損なわないのはたいしたものだ。それだけ自信があるからこそ、こうして試乗車として用意されていたのだろう。

このように「アゼニスFK510」には、コンセプトどおり新生ファルケンが目指す世界観が見事に反映されていた。こうしたドライブフィールを求めるユーザーも少なくないことだろうが、「アゼニスFK510」はその思いにしっかり応えてくれるはずだ。

[Text:岡本 幸一郎 Photo:茂呂 幸正/ファルケン]

関連リンク

>>ファルケン、新世代フラッグシップタイヤ“AZENIS FK510シリーズ”を発売

>>日産の北米向け新型SUV「ローグ スポーツ」にファルケンタイヤが新車装着

>>ファルケンでは、華やかなブースをさらに盛り上げるコンパニオンに釘付け!【東京オートサロン2018】

>>【密着レポ】過酷なニュル24hレースに挑む日本のタイヤブランド“ファルケン”

>>「ダンロップ エナセーブEC204」に試乗|好バランスが持ち味の”長持ち低燃費”タイヤ

【お車の買い替えをご検討中の方へ】

■下取り相場は調べられましたか?
車の乗り換えを行う際、よくある失敗はディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに手放してしまうパターンです。一件好条件に見えても、実は下取り相場より安く、損をしてしまうことも。
■買取専門店にお願いするのも一つの手
買取専門業者は様々なメーカー・年式の車種、また改造車や希少車でも適正価格で転売するノウハウを持っているので、よりディーラー下取りより高く買い取ってもらえる可能性が高いといわれています。一括査定サービスを利用すれば、同時に複数の買取店に査定を依頼できるので便利です。
■【Ullo(ウーロ)】の一括査定なら翌日18:00に査定結果をお届け!
オートックワンの一括査定サービスUllo(ウーロ)ならお申し込みの翌日18:00に、複数買取業者からの査定結果をお届けします。さらに、よく一括査定で聞く、しつこい営業電話などは一切なし。
申込んだら「いつの間にか」査定が終わっています。

この記事にコメントする

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!
編集企画(パーツ・用品)PR