ルノー メガーヌ グラスルーフカブリオレ 新型車徹底解説
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開放感溢れるドライビング
2005年1月7日 ルノー・ジャポンより『ルノー メガーヌ グラスルーフカブリオレ』が発表となった。(発売は1月20日より)日本でも最近販売台数が伸びてきている「ルノー メガーヌ」。西ヨーロッパにおいては最も売れているCセグメントカーである。
ルノー メガーヌ グラスルーフカブリオレ』(RENAULT MEGANE COUPE-CABRIOLET)は、世界で初めて電動格納式グラスルーフ採用した4人乗りのオープンカーである。ルーフの製作はVWビートルのオープンやカルマン・ギアなどで有名なドイツのコーチビルダー「カルマン社」によるものである。
今までのオープンカーは、屋根を開けて走る時にだけ開放的で気持ちよい乗り物だった。しかし「メガーヌ グラスルーフ カブリオレ」は、屋根を閉めているときもそのほとんどの部分がグラス製の為、開放的で気持ちよくドライブできる。しかもグラスルーフは、赤外線を78%、紫外線を95%遮断する加工がされており夏の炎天下での快適性も犠牲にしていない。
ルーフの開閉はもちろん電動で、スイッチを22秒間押すだけでOK。非常にイージーである。
エンジンは、ハッチバックと共通の可変吸気バルブタイミング機構付 直列4気筒2000CC DOHC16バルブ 133hp/5500rpm。組み合わされるミッションは、シフトノブの上下操作でマニュアル変速も楽しめる4AT。駆動方式はFFである。
Cセグメントのライバル車たちは6ATを搭載する時代になったが、メガーヌは4ATを搭載している。メガーヌハッチバックを試乗した際には4ATのセッティングが日本での市街地には多少フィットせずギクシャクするシーンがあったが、今回のカブリオレではシフトチェンジのプログラムが見直され不満なくドライブできた。
『安全対策』にも積極的に取り組んでいる。ボディーの剛性確保を目的にボディーパネルの厚みを増す他、ショートホイールベース化(対ハッチバックで▲10cm)を図っている。また、リアシートには自動アンチロールオーバーバーを装備。ユーロNCAPで最高の★★★★★を獲得している。(ユーロNCAPとは欧州での衝突安全試験のこと。)
室内スペースもこの手のクーペ/カブリオレモデルとしては必要十分なスペースを持っている。利用シーンとしてどれほどの頻度があるかわからないが、175cm前後の大人であれば4人乗車することも可能である。 トランクスペースは490リットル(オープン時は190リットル)で小さめのゴルフバックなら積載可能なスペースが確保されている。
価格は、388.5万円(税込)。本革シート、シートヒーター、6スピーカーCD/ラジオ、キーレスエントリー、キセノンヘッドライト、ヒーター付電動ドアミラーなどが標準装備であることを考えるとバリューな設定ともいえる。 購入の際に必要なオプションとして強いてあげるとすればナビゲーションだろう。オーディオスペースは2DINで、アフターマーケットでのラインナップも充実しているのでじっくり選んで欲しい。
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