ポルシェのEVスポーツモデル「タイカン」の後輪駆動モデルで郊外へショートトリップ[Vol.2]宿泊券プレゼントあります!/ポルシェ タイカン【PR】(1/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:小林 岳夫
ストップ&ゴーが多い都内では、躾けもよくエレガントな走りを見せてくれたポルシェ タイカン。今回は足を伸ばして、高速道路で郊外へ。千葉県木更津の「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」、そして浜辺の宿「amane」まで、フルEVスポーツカーならではの爽快なドライブレポートをお届けします。記事の最後には、取材協力をいたただた「amane」の宿泊券プレゼントもあるので、最後までお楽しみください。
目的地はポルシェ・エクスペリエンスセンター東京
都内を抜け出して、郊外へと足を伸ばすことにした。
せっかく叶ったタイカンとのドライブだ。やはり高速道路で思う存分クルージングしなければ、ポルシェ初EVを味わったとは言えないだろう。都心から首都高速に入り、海ほたるを千葉方面に流す。
そう、目的地は今年、鳴り物入りでオープンしたばかりの『ポルシェ・ エクスペリエンスセンター東京』に定めた。2021年10月1日にオープンしたばかりのこの施設は、ポルシェが世界で展開するポルシェブランドの体験施設だ。
同様の施設を世界中に展開しているポルシェだが、ここは世界で9番目のオープンとなり、ポルシェオーナーだけではなく、ポルシェを体感したい車好きすべてにいつでも門戸が開かれている。全長2.1kmのハンドリングコースや本格的なレーシングシミュレーターを備え、事前予約をすれば、施設に用意されているポルシェでコースを実際に走行することや、シミュレーターで世界の名だたるサーキットを疾走することも可能という、夢のような施設である。
しかし、それだけではなく、実はフラっとドライブがてら立ち寄ることのできる魅力的なスポットでもあるということをご存知だろうか。
ここにはランチ・ディナーともに地産地消をテーマとした本格的なコース料理がいただける「レストラン906」や、サンドイッチや軽食を提供する「956カフェ」があり、どちらも『ポルシェ・ エクスペリエンスセンター東京』自慢のハンドリングトラックを見渡せる、最高のロケーションが用意されている。
さらに今日の相棒、タイカンにとっても絶好のランチタイムであることは変わらない。実はここには数基の充電ポートが用意されている。休憩のひとときに、ササッと充電出来るのはオーナーにとってもタイカンにとっても、願ったり叶ったり。
高速道路の走行でタイカンの走りを知る
まだ見ぬ『ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京』に胸を高鳴らせながら、東京湾アクアラインを走る。長いトンネルを抜けるとまるで離陸するかのようにポーンと大海原のど真ん中に放り出されるような、まるで海に向かっての滑走路を駆け上がるような構造のアクアラインを走るのは、いつだって心愉しい。
しかも、このタイカンが相棒ならなおのこと素晴らしかった。やはり速度無制限ゾーンが現存するアウトバーンを有するドイツ生まれのスポーツカーだということを、身を持って実感したのはやはり、高速道路での走行だったからだ。
一般道でのストップ&ゴーではむしろ、エレガントさすら感じたということを前編ではご紹介した。モーターのトルクは内燃機関のそれよりも瞬発的に発揮される。アクセルを踏んだ、まさに文字通りその瞬間から、甚大なトルクがドカンと生まれるのは電気自動車の特性のひとつでもある。つまりトルクがモノを言わせる一般道走行域はむろん、電気自動車の得意分野とも言えるわけだ。
ただ大方の電気自動車のひとつの弱点ともいえるのが、パワーの頭打ちというか、トルクの平坦さ。確かに速いんだけど、その先の奥行きがないというか。多くのクルマ好きにとってコレが実は、EVをなかなか受け入れることの出来ない原因ではないかとこっそり思っている。
しかし、ポルシェの加速は一味違った。トルクの先、加速の先にまだもう一つ、加速の伸びしろがあるような感じ。底なし沼のようなスピードの伸びを感じさせてくれるのだ。つまり、高速道路ではタイカンがさらに“ポルシェ”としてのスポーツカーテイストをしっかりと表してくれたということだ。
この車速のパワフルさに対して、ハンドリングはかなり重厚。それもポルシェがポルシェたる味を感じさせる部分でもあって、アルカンタラ巻のステアリングホイールを握りながら、車線変更までもを楽しんでしまうほどだ。
EVながら2速のトランスミッションをもつタイカン
さて、この“トルクの奥のその先”には答えが用意されていて、他の多くのEVが変速機を持たないという選択肢を採ったのに対し、ポルシェはなんと、2段変速となっている。トルクの大きいEVに変速機を持たせることは、電費の面でも、加速の面でもメリットはとても大きい。
しかし他メーカーが導入しない裏には、耐久性の問題があるという。トルクの大きいEVの変速機は、故障のリスクがとても高いのだ。しかしこれを自社製で叶えたポルシェは、なんというか、もうさすが、としか言えないのだが、このあたりにクルマ屋としてのプライドをひしひしと感じてしまうのである。
この継ぎ目のないパワーと重厚なハンドリングを楽しみながら、木更津北ICを降り、しばらく一般道を走る。ほどなくして一般道を右折すると標識に『ポルシェ通り』の文字が。そう、ここからもうすでに、ポルシェのおもてなしは始まっているのだ。
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