日産 エクストレイル ハイブリッド 公道試乗レポ ～弱点が見つからないハイブリッド～(1/3)
- 筆者： 国沢 光宏
- カメラマン：茂呂幸正
公道を走らせて分かった！ 「エクストレイル ハイブリッド」真の実力
「日産 エクストレイル ハイブリッド」は、すでにテストコースという限られた条件の試乗レポートをお届けしている。
今回、ようやくナンバー付きモデルを用いた一般公道試乗でございます。
まずスタートボタン押してシステムを起動。トヨタのハイブリッドと同じく、エンジンは掛からず。
Dレンジをセレクトし、アクセル踏むと、これまたトヨタ式のようにモーターだけのパワーで走り出す。
エンジン停止＆モーターで走り出すトコロまでは、トヨタ式ハイブリッドも、「フィット ハイブリッド」などのホンダ式も、「スカイライン」の日産後輪駆動式ハイブリッドも同じ。
アクセルを深く踏み込んだ時のスムーズさに驚く
興味深いのは加速時です。トヨタ式ハイブリッドだとエンジン掛かり、変速感無く速度を乗せていく。
ホンダ式ハイブリッドと日産の後輪駆動式ハイブリッドは7速ギアと組み合わせているため、トルコンAT車のような加速フィール。
エクストレイル ハイブリッドやいかに、と思っていたら、トヨタ式と同じく全く変速感無し。驚くほど滑らかに加速していく。もっといえば、弱点の無いCVTのようなもの。
[CVT特有の弱点がなくなった！？・・・次ページへ続く]
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1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない（本人談）Ｗｅｂサイトを運営中。記事一覧を見る
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