日産 新型セレナ グレード比較(1/3)

日産 新型セレナ グレード比較
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新型セレナ
新型セレナ新型セレナ

ミニバンの販売台数で首位争いを続けてきた日産 セレナだが、いよいよフルモデルチェンジされた。

5ナンバー規格(ハイウェイスターは3ナンバー)の範囲内で大きめのボディを採用することで、室内に広い居住空間を持つという基本コンセプトは変わらない。

新型セレナでは、外観や内装などのトータルでの質感の向上に注目したい。また直噴+アイドリングストップ機構の採用で、環境性能を高めたのもポイントの一つだ。

日産 新型セレナ 20S/お勧め度の低いベースグレード

新型セレナのベースグレードが「20S」で、216万3千円のスタート価格が設定されている。

価格としては安いものの、同グレードだけが新型となって注目の一つとなっている「アイドリングストップ機構」を装備しておらず、その関係で横滑り防止装置の「VDC」も装備されない(オプションでの装備も不可)。

快適装備についても、基本的な装備は標準ではあるものの、「ワンタッチオートスライドドア」は左側だけがオプション装着可能で、右側には装着できないなど、新型セレナでは欲しいであろう装備が今ひとつ付いてこないので、選びにくいグレードである。

20Sは、レンタカーなどの限定的な利用を対象にしたユーザー向けのグレードと考えれば良いだろう。

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松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

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