日産 新型セレナハイブリッド(S-HYBRID)試乗レポート/小沢コージ(1/3)
- 筆者: 小沢 コージ
- カメラマン:柳田由人
もうクルマをハードで語る時代じゃない?
いや~まさしく仁義なき戦い!となっている最強ライバル、ステップワゴンとの熾烈なバトルの最中、この日産はちょっとズルいくらいに上手いんじゃない?って思っちゃいましたよセレナHYBRID、正確には「セレナS-HYBRID」!
現在、Mクラスミニバンで販売トップをひた走る日産 セレナのマイナーチェンジなんだけど、ぶっちゃけ最大の魅力は「減税額」と、キラリと青く光る「ハイブリッド」のエンブレム。JC08モード燃費が1km/L向上し、数カ月前に追い越されたばかりのライバル、ホンダ ステップワゴンを再び逆転してクラス最良の15.2km/Lに!
結果、減税率が75%から100%に上がったのもウレシイけど、なにより効果的なのはエンブレムだ。『S-HYBRID』の8文字が自慢げにサイドとリアに入っている。
ズルいほどいいかも(笑)
一見小さい変更だが、これが街中でやたら見かける現行セレナと並ぶと、意外に目立つこと目立つこと。っていうか同じクルマに乗ってると自意識過剰になるだけかもしれないが(笑)。
しかし、ぶっちゃけこれを心の底からハイブリッドと呼べるかって、ジャーナリストとしては若干心苦しいものがある。一応“S”と前置きの入ったハイブリッドだが、以前のナシ状態と比べて何が違うのかって、既にエンジンスターター用、再始動用として使っているエコモーターの出力が1kWから1.8kWに上がって、走行用動力として使えるようになったことと、電力の安定用に鉛バッテリーがもう一個追加されてるだけ。
事実、ハイブリッド化による実質的値段アップにしろ、その差わずか8400円。まさにプチハイブリッド、いやプチプチハイブリッドと呼んでも差し支えないレベルであり、正直、トヨタ プリウスや、ホンダ インサイトと比べちゃうと、「もーしわけない!」って感じなのだ。
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