【試乗】日産 新型ノートe-POWERは他のハイブリッドとどう違う!?シリーズハイブリッドを徹底検証!(3/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:オートックワン編集部・NISSAN
まずはスポーティモデルとなる<ノートe-POWER NISMO>だ。
>>日産 新型ノート e-POWER(シリーズハイブリッド) フォトギャラリー
マイナーチェンジ前のノートにも1.6リッターエンジンを搭載したNISMO Sを含めて設定があったが、独自の調査によれば、他モデルに遅れること約1か月後の2016年12月8日にノートe-POWER・NISMOが追加発表される模様だ(発売は12月11日)。
買ってはいけない! 今どきエアコンすらオプションというノートe-POWER Sグレード
また来年の2~3月になると、ベーシックグレードの<ノートe-POWER S>にマニュアルエアコンのオプション設定が用意される。
え、エアコンがオプション!? 驚くなかれ、現状のノートe-POWER Sは、ほかのグレードと違ってエアコンが付かず、マニュアルヒーターのみの採用となっているのだ。これには早くもユーザーの批判が集まっている。当たり前だろう。実際、今どきエアコンがオプション設定の乗用車など、そんな話はここ10数年聞いたことがない。
ノートe-POWER Sの価格は177万2280円。売れ筋の<ノートe-POWER X>は195万9120円とされ、価格差は18万6840円と確かに大きい。ただし、仮にオプション価格が約8万円としても、マニュアルエアコンを装着すれば価格差は約10万円に縮まる。ほかにもかなり簡素な装備設定となっているe-POWER Sにマニュアルエアコンがオプション設定されたとしても、選びにくいグレードであることに変わりはない。したがって買い得グレードはe-POWER Xだ。
他のハイブリッドカーの走行感覚とは一線を画すノートe-POWER
日産 ノートe-POWERは電気自動車ではなくハイブリッドだが、その中では運転感覚を含めて興味深い存在といえるだろう。現行ノートの発売は2012年9月だから、遅ればせながらの登場ではあるが、コンパクトカーを購入するなら検討する価値があると思う。
[レポート:渡辺陽一郎/Photo:オートックワン編集部・日産自動車]
NISSAN NOTE e-Power X[FF] 主要諸元
全長x全幅x全高:4100x1695x1520mm/ホイールベース:2600mm/車両重量:1210kg/乗車定員:5名/最小回転半径:4.9m(15インチアルミホイール装着車は5.2m)/駆動方式:前輪駆動(FF)/発電用エンジン:HR12DE型 直列3気筒 DOHC ミラーサイクル ガソリンエンジン/総排気量:1198cc/エンジン最高出力:79ps(58kW)/5400rpm/エンジン最大トルク:10.5kgf-m(103N・m)/3600-5200rpm/燃料タンク容量:41リッター/使用燃料:無鉛レギュラーガソリン/モーター種類:交流同期電動機/モーター定格出力:95ps(70kW)/モーター最高出力:109ps(80kW)/3008-10000rpm/モーター最大トルク:25.9kgf-m(254N・m)/0-3008rpm/動力用主電池:リチウムイオン電池/燃料消費率:34.0km/L[JC08モード燃費]/サスペンション形式:(前)独立懸架ストラット式(後)トーションビーム式/タイヤサイズ:185/70R14 88S/メーカー希望小売価格:1,959,120円[消費税込]
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