これが日産「マーチ」!? 新型は路線変更!「今後の日産デザインは世界中でこうなる」アピール!(1/2)

  • 筆者: 山本 シンヤ
  • カメラマン:山本シンヤ/日産自動車
これが日産「マーチ」!? 新型は路線変更!「今後の日産デザインは世界中でこうなる」アピール!
日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016 画像ギャラリーはこちら

これがマーチ!?新型はスポーティ路線に変更

日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016

「マイクラ」と言えば、マーチの海外名であることは皆さんのご存じだと思うが、パリショーで5世代目となる「マイクラ Gen 5」の欧州向け仕様が世界初公開された。プレスカンファレンスでステージ上に現れた瞬間、素直に「カッコいい!!」と感じた。

歴代マイクラ(マーチ)を振り返ると、世代によって印象は全く異なるが、基本的なイメージは「ベーシック」、「プレーン」、「ゆる系」といった感じを受けていたが、新型はキリっとしたスポーティなイメージに路線変更。

最新の日産デザインの共通言語である「V字型グリル」、「ブーメラン形状のヘッドライト」、「フローティングルーフ」、「エッジを立てた抑揚のあるサイドビュー」が盛り込まれているが、ここ最近の日産車の中でもバランスが取れた一台だと思う。

>>日産マーチが大幅イメチェン!写真でチェック(画像46枚)

GT-Rと新型マーチは血が繋がった?

日産 5代目 新型マーチ(Micra gen5)パリモーターショー2016

日産のデザインキーマンである中村史郎さんは、

「新型マイクラのデザインは『日産のクルマは今後、世界中でこうなります』というアピールでもあります。我々は『エモーショナルジオメトリー』と呼んでいますが、幾何学的でドライな面作り、スカッとしているけどエモーショナルな造形です。インフィニティも同じくエモーショナルですが、こちらはどちらかと言うとオーガニックなイメージです。

これまでも日産は『統一デザイン』と言っていましたが、仕向け地や寸法の制限などで若干異なっていたのも事実です。これまではGT-Rとマイクラは血の繋がりがないように見えていましたが、新型は結構繋がっていると思いませんか?

実は先日発表したセレナも同じ考えでデザインされています。グローバルを考えると“クルマらしさ”は重要なキーワードで、日産はその方向を目指しています。振り返ると510ブルーバードや歴代スカイラインなどもエモーショナルジオメトリーなデザインを採用していました。つまり、それを継承しているのです」。

ちなみにボディサイズは拡大されており、全長3999mm(+174mm)/全幅1743mm(+77mm)/全高1455mm(-55mm)/ホイールベース2525mm(+75mm)。「マイクラが3ナンバー」と思う人もいると思うが、全幅以外はノートに近いイメージか!?

>>日産マーチが大幅イメチェン!写真でチェック(画像46枚)

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

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