フェアレディZが14年ぶりにSUPER GTに帰ってくる! 日産/ニスモが2022年SUPER GT GT500の体制を発表

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日産は東京オートサロン2022に、SUPER GTシリーズ(2022年シーズン)GT500クラスに参戦する「Nissan Z GT500」を出展した。2008年~2021年シーズンまで、SUPER GTシリーズのGT500クラスではGT-Rで参戦してきた日産/ニスモだが、2022年シーズンからは新型フェアレディZ(Nissan Z GT500)に変更することが発表されている。

また、2022年1月25日(火)には、日産/ニスモの2022年SUPER GT GT500の参戦体制が発表された。

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  1. 新型フェアレディZの市販モデルは2022年6月下旬から順次販売予定
  2. フェアレディZが14年ぶりにSUPER GTに帰ってくる
  3. 2022年SUPER GT GT500 日産/ニスモのチーム体制

新型フェアレディZの市販モデルは2022年6月下旬から順次販売予定

東京オートサロン2022では、市販モデルである新型フェアレディZ(日本仕様)が初公開され、注目を集めた。公開された日本仕様は、国内限定240台の「Proto Spec」と9速ATを搭載するラグジュアリーグレード「Version ST」の2モデルで、2022年6月下旬から順次販売予定となっている。

フェアレディZが14年ぶりにSUPER GTに帰ってくる

また、同会場では、2022年シーズンから導入される新型フェアレディZ(Nissan Z GT500)も披露された。フェアレディZがGT500クラスの参戦マシンとして起用されるのは、2007年シーズン以来14年ぶりとなる。

これまでの歴史を見ても、日産を象徴するスポーツカーのフェアレディZとGT-Rは交互に参戦している。また、新型フェアレディZのリアコンビネーションランプは、Z32を彷彿とさせるデザインに最先端の技術を取り入れるなど、歴代モデルの片鱗を感じさせるエクステリアとなっていることからも、長年のファンからも歓迎される新マシンとなりそう。

ちなみに、今回新型フェアレディZ(Nissan Z GT500)が起用されるのはGT500クラスのみで、SUPER GT GT300クラスではFIA GT3仕様のNISSAN GT-R NISMO GT3で参戦し、車両や部品の供給、技術サポートが継続される。また、市販モデルのGT-Rも引き続き生産されるとのことなので、GT-Rファンの方は安心していただきたい。

2022年SUPER GT GT500 日産/ニスモのチーム体制

2022年1月25日(火)には、日産/ニスモの2022年SUPER GT GT500の参戦体制が発表された。同クラスでは、日産とニスモの総監督を、松村基宏氏が務める。

3号車のNDDP RACINGは、監督に島田 次郎氏、ドライバーは千代 勝正選手、高星 明誠選手のコンビ。

12号車のTEAM IMPULは、監督に星野 一義氏、ドライバーは平峰 一貴選手、ベルトラン・バゲット選手のコンビ。

23号車のNISMOは、監督に中島 健氏、ドライバーは松田 次生選手、ロニー・クインタレッリ選手のコンビ。

24号車のKONDO RACINGは、監督に近藤 真彦氏、ドライバーは佐々木 大樹選手、平手 晃平選手のコンビ。

片桐隆夫ニスモ社長 兼 最高経営責任者は「今シーズンは、上記のいつでも勝てるドライバーラインアップとしました。TEAM IMPULに新たに加わったバゲット選手には、このチームにふさわしい熱い走りを見せてくれることを期待しています。また、NDDP RACINGの監督に島田 次郎を、NISMOの監督に中島 健を抜擢しました。監督としてはルーキーですが、レースを知り尽くした彼らには、全幅の信頼を寄せています。いよいよ、Nissan Z GT500のデビューシーズンを迎え、開幕戦に向けて車両開発も正念場を迎えます。新体制のもと、常に勝利を目指し、チームの力を結集して全力でレースに臨みたいと思いますので、今シーズンも変わらぬ応援をお願いいたします」とコメントしている。

久々のフェアレディZ登場となる2022年シーズンのSUPER GT GT500クラス、日産/ニスモから目が離せない。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)/撮影:佐藤 正己・日産自動車株式会社]

日産/フェアレディZ
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新車価格:
539.9万円920万円
中古価格:
38万円3,650万円

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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