新型フェアレディZ発表披露イベント│「美しいリアビューがお気に入り」とマッチも絶賛!【東京オートサロン2022】
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:佐藤 正己・日産自動車株式会社
2022年1月14日(金)〜16日(日)まで開催されていた東京オートサロン2022。その中でも多くの注目を集めたのが、日産 新型フェアレディZの日本仕様の初公開だろう。
今回の日本仕様初公開にあたっては、日産とも縁の深いKONDO Racingの近藤 真彦氏と日産自動車の社長兼最高経営責任者(CEO)である内田 誠氏が登壇し、フェアレディZに対する熱い想いを語った。
近藤真彦氏と内田CEOがフェアレディZに対する熱い想いを披露
近藤真彦氏は1982年に登場した初代マーチのイメージキャラクターとして「マッチのマーチ」のキャッチコピーと共に鮮烈な印象を与えたことを記憶している人も多いだろうが、実はそれよりもずっと昔の小学生時代に近所の“お兄さん”のひとりがフェアレディZを所有しており、通学路の壁沿いに駐車されていたその車両を毎日覗き込んでいたのが日産の原体験なんだとか。
新型Zの印象については「ドレッシーというかエレガントな印象で、従来型の男っぽいイメージとは異なり、女性が乗っても似合いそう」と話し、クルマに乗っていて目に入る車両のスタイルはリアがほとんどであることから、特に美しいリアビューがお気に入りと話していた。
「自分らしさを表現してくれる車両こそがフェアレディZ」
一方、会社員時代に購入した初の愛車がZ32型のフェアレディZだったという内田CEOは、直前のカンファレンスでトヨタの豊田 章男社長が「Zには負けません」と発言したことを受け「我々も負けません」と返答。
「自分らしさを表現してくれる車両こそがフェアレディZ」であるとし、Z32のリアと初代(S30)のフロントをオマージュし、歴代Zのいいところを集めてシンプルでありながら魅力が詰まっている点を見て欲しいと続けていた。
もしかしたらカスタマイズドプロトの発売もあるかも!?
また同時に展示されていた「カスタマイズドプロト」についてはあくまでコンセプトモデルであるとしながらも、近藤氏が「あれ買えないんですか? 欲しいな~!」と言うと「まずはノーマルを楽しんでいただき、徐々にこのようなカスタマイズを楽しんでいただければ」と販売に含みを持たせた発言が飛び出す一幕も。
そして発表に先駆けて実車の試乗を済ませていた両者は「自分の運転が上手くなかったかと思うくらい思い通りに操れる安心感があり、純粋に楽しかった」と感想を話し、内田CEOは「このまま乗って帰りたいくらい気に入った」と話していた。
KONDO RacingではすでにGT500仕様の新型フェアレディZのテストをスタートさせており、空力性能の高さと、GT-Rにはなかった力強さがあると評価。
最後に内田CEOは「新型フェアレディZは最高の仕上がりであり、日産の象徴でもある。ぜひ日産らしいワクワクを満喫してもらいたい」とコメントした。
[筆者:小鮒 康一/撮影:佐藤 正己・日産自動車株式会社]
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