オーテックオーナーズグループ(AOG)湘南里帰りミーティング2014【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】(1/2)

  • 筆者: マリオ 高野
  • カメラマン:茂呂幸正・和田清志・オートックワン編集部/インタビュアー: 山本シンヤ
オーテックオーナーズグループ(AOG)湘南里帰りミーティング2014【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】
オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】 画像ギャラリーはこちら

オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏に直撃インタビュー

オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】

「オーテックオーナーズグループ(AOG)湘南里帰りミーティング2014」には株式会社オーテックジャパンとニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(以下、ニスモ)の社長を兼任する宮谷正一氏も参加し、多くのユーザーさんと楽しいひとときを共有した。そこで、ワークスコンプリートカー事情に精通するモータージャーナリストの山本シンヤ氏が宮谷社長を直撃インタビュー。

日産車ファンが気になる、今後の〝オーテックブランドとニスモブランドの位置づけ〟について語ってもらった。

”オーテックブランド”と”ニスモブランド”のすみ分けはどうなる?

オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】

山本シンヤ(以下、山本):宮谷社長はオーテックジャパンとニスモの社長を兼任されています。現在、ニスモのロードカーが増えている一方で、オーテックもコンプリートカー作りを続けているわけですが、ニスモ車とオーテック車のそれぞれ位置づけ、性格分けは今後はっきりさせるのでしょうか?

宮谷社長:結論からいえば、現在もそれぞれのブランドは異なる方向性を示しているつもりでいますし、それは今後も変わりません。

そもそも、現在のニスモのロードカーは日産自動車のプログラムの一環としてやっています。かつては、たとえば400Rのような限定的なコンプリートカーを販売していたこともありましたが、今のニスモのロードカー戦略は、日産自動車のサブブランドとして上手くグローバルに活用して行こうという考えです。ニスモの商品展開は本来的に日産自動車側が決める話ですからね。

日産自動車の中でもニスモビジネスオフィスというものがあり、日産自動車の中の組織に対して、もちろんニスモの影響力はあるのですが、日産のどのクルマにニスモのグレードを作るかや、パフォーマンスレベル、あるいはどの地域(国)で販売するかなどは、ニスモは日産自動車の戦略のひとつとしてやっていきます。

考え方としては、たとえばニスモのロードカーとオーテックのライダーが合体するようなことはありません。

山本:両者はあくまでも別のブランドとして展開して行くということですね?

オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】

宮谷社長:そもそもオーテックは、日本においては、ライダーシリーズやマーチボレロなどの存在は広く知られてきていますが、それ以外にも特装車など、実はオーテック製だというクルマがあります。現状では、一般的にはあまり知られていない部分ですが、今後はオーテックの〝モノ作りの力とブランド力〟を上げて行きたいと考えています。

オーテックのライダーシリーズやボレロは、そろそろ次の段階へという検討は始めています。次のデザインの方向性の検討です。将来的にリファインするのか?方向性を変えるのか?あるいはキープコンセプトでいくのか?などを検討中です。

とにかく、オーテックブランドをさらに強固にして、オーテックが培ったモノ作りの力を世界に見せつけ、オーテックという会社のスゴさをアピールしたいと思っています。

山本:オーテックは黒子的な存在ということですか?

宮谷社長:そうですね。黒子でも、すごく力強い黒子というイメージです。一方で、ライダーシリーズなどは黒子ではありませんが。

各ブランドをどのような味付けにするかが大事

オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】

山本:わかりやすく分けると、ニスモはGT-Rを筆頭にスポーツ系、オーテックはライダーなどでファミリーユース系、という位置づけになるのでしょうか?

宮谷社長:そこも論議中です。オーテックのベース車は必ずしもファミリーユースというわけではありません。たとえば、ミニバンのエルグランドでもハイパフォーマンスバージョンがあったり、ノートのライダーでもスロットル開度を変えるチューニングを施したりしています。

山本:ニスモとオーテック、それぞれの違いをもっとクリアにした独自の味つけ、ということですね。

宮谷社長:各ブランドをどのように味付けするか?このテーマについてはGT-Rでもさんざん論議しました。そもそも、GT-Rは世界一の高性能を標榜するスポーツカーですから、GT-R ニスモがノーマルのGT-Rの性能をただ上回るだけでは、ノーマルのGT-Rは世界一ではなくなり、存在意義が薄れてしまいます。そこで、味付けを変えることが大事になるのです。

オーテックオーナーズグループ(AOG) 湘南里帰りミーティング2014 【オーテックジャパン&ニスモ 代表取締役社長 宮谷正一氏インタビュー編】

現行型の14年型GT-Rは、従来型の課題だったグランドツーリング性能を改善しています。そこで、GT-R ニスモのほうは、サーキットでのタイムアタック向きの硬派な仕様、ノーマルは比較的コンフォートな仕様として位置づけられます。ニスモのほうは、サーキットでアタックして良いタイムが出やすいクルマ、ノーマルはアウトバーンでの高速巡航が快適なクルマ、という感じですね。

山本:同じスポーツカーでも、向いてる方向は大きく違うということですね。

宮谷社長:今後は、オーテックとニスモのプロダクトは、より明確に性格を分けて行きたいと考えています。

1 2 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 エルグランドの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 エルグランドのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 エルグランドの中古車検索 日産の記事一覧 日産 エルグランドの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 エルグランドのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる