車内が“ひとつの部屋“! ソファやベッドを備えた日産 新型キャラバン マイルームコンセプト【東京オートサロン2022】
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:佐藤 正己
“ひとつの部屋“をコンセプトに、充実した収納のほか、ソファやベッドまでも備えた日産 新型キャラバン マイルームコンセプトが東京オートサロン2022でお披露目された。温かみのある木目調を採用した内装など、もはや普通の部屋と見紛うほどに仕上げられた新型キャラバン マイルームコンセプトを解説していく。
“ひとつの部屋“をコンセプトにカスタムされた新型キャラバン
昨年10月にガソリンモデルがマイナーチェンジを実施し、ATの7速化や衝突被害軽減ブレーキの高性能化など大きな進化を見せ、車名も「NV350」が外れて従来の名前となったキャラバン。そんな新型キャラバンをベースとしたコンセプトモデルの1つが、この「CARAVAN MYROOM CONCEPT(キャラバン マイルームコンセプト)」である。
広大な荷室スペースを持つキャラバンはビジネスユースだけでなく、キャンピングカーや車中泊仕様のベースとなることも多いモデルだが、今回はあえて“ひとつの部屋“をコンセプトに「どこでもMY ROOM」がキーワードとなっている(MY ROOMというとキューブを思い出してしまうが)。
充実した収納にソファやベッドも備えた内装
そのため内装のトリムには温かみのある木目調を採用し、助手席側の壁には書棚を、運転席側の壁には壁掛けタイプの“どこでも収納ボックス”を配置。使用しないときは棚として使える回転式テーブルをセットすれば、ソファーのような2列目シートに座って作業ができる環境を作り上げることもできる。
その2列目シートは専用のものを装着し、通常の前向きに加えて後ろ向きやフルフラットへのアレンジも可能なものとなっているほか、格納式のベッドも備わっているため、しっかりとした睡眠を取ることももちろん可能となっている。
遊び心が散りばめられた外観
エクステリアはベース車と大きく変更されている部分はないが、前後バンパーやドアミラー、サイドの下部には泥跳ねを模したラッピングを施し、ボディサイドには山脈をイメージしたステッカーを装着。この山脈の中にはさりげなく「CARAVAN」の車名ロゴが隠されているという遊び心も散りばめられている。そして目立たないがルーフ部分をホワイトとすることで、実質3トーンカラーとなっている点も注目したいところだ。
すでにメーカーからも幅広い架装パーツがリリースされているキャラバンではあるが、今回のコンセプトカーに備わるアイテムも反響次第で市販化がなされるものもあるとのことなので、期待して待ちたい。
[筆者:小鮒 康一/撮影:佐藤 正己]
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