日産 ブルーバードシルフィ 新型車徹底解説(6/6)
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2種のエンジンと上級車なみのパーツを使ったサスペンション
シルフィに用意されるエンジンは133馬力の2リッターと、109馬力の1.5リッターの2種。2リッターエンジンは日常での使用頻度が高い2000回転付近で、最大トルクの約90%を発生するというフレキシビリティにあふれたもの。
一方の1.5リッターユニットは、後方排気方式を採用し、排気抵抗の低減と排ガスのクリーン化を可能としている。組み合わされるミッションは、2リッターがベルト式のCVT、1.5リッターがコンベンショナルな4速ATで、4WDは発進時にリヤタイヤを電動モーターがアシストする方式。
サスペンションはフロントがストラット、リヤがトーションビームと最近のFF車らしい設定。ショックアブソーバーには高振幅時の減衰力を低減し、乗り心地を向上するプリロードバルブを採用。さらに、リバウンドスプリングによりロールを低減、リップルコントロールも採用され、低振幅時のブルブルといった不快な振動も吸収している。
パワーステアリングは車速感応式の電動タイプ、フロントブレーキのローター径もアップされ、フィール向上が行われている。
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