トヨタ、2012年3月期の業績見通しを発表
トヨタは5月に行った3月期決算会見で未定としていた業績予想をようやく発表した。
トヨタ取締役副社長小澤哲氏が会見に臨み、最近の自動車市場の動きなどを踏まえ、今後の見通しを説明した。
会見では「地域や車種によっては依然、流動的ではあるがある程度の見通しが立ってきた。まず、レクサスブランドおよびトヨタブランドにおいての販売・生産については今期、震災における生産遅れを取り戻すべく、増産計画を盛り込んでいる。結果、生産台数では前期を上回る739万台を見込んでいる」
「一方、販売は前期に比べ減少するが、これはパイプラインへの在庫補充が生じるため。特に海外での生産・販売計画は現在も精査中で、今後さらなる上乗せを検討しており、一時的な供給不足によるシェア減少の挽回を狙う。日野、ダイハツを含めた連結販売台数は、725、6万台を見込んでいる。前半期は震災の影響で大幅な減少となったが、後半期は432万台とし、前期に比べ6万8千台の減少にとどめ、ほぼ前期と同等となる見通し」
「12年3月期見通しの連結決算は、減少となる見通しだがこれは為替レートが4円の円高によるものが大きく、後半期の生産台数の挽回などにより、売上高18兆6,000億円、営業利益3,000億円を確保する見通し。また、震災があったものの中期的な事業戦略には変わりはなく、次世代環境車や、新興国などの攻める分野における投資については、効率化を進めつつも積極的かつ戦略的に行っていく。依然、供給不足な車種もあるので、一日も早い供給の正常化に向け全力で努力していく」と述べた。
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