マツダ 特別損失の計上および繰延税金資産の取崩しに関するお知らせ
マツダ 特別損失の計上および繰延税金資産の取崩しに関するお知らせ
マツダ株式会社(代表取締役会長 社長兼CEO 山内 孝)は、平成23年3月期(平成22 年4 月1 日~平成23 年3 月31 日)の連結決算及び個別決算において、下記の特別損失の計上及び繰延税金資産の取崩しを行うことを発表した。
1.【連結決算における特別損失の内容】関係会社事業損失引当金繰入額 8,533 百万円
海外関係会社の事業に伴う損失に備えるため、マツダ株式会社が負担することとなる損失見込額を算定し、関係会社事業損失引当金繰入額8,533 百万円を特別損失として計上した。
2.【個別決算における特別損失の内容】
① 関係会社事業損失引当金繰入額 36,800 百万円
海外関係会社の事業に伴う損失に備えるため、マツダ株式会社が負担することとなる損失見込額を算定し、関係 会社事業損失引当金繰入額36,800 百万円を特別損失として計上した。
② 関係会社株式評価損 7,216 百万円
マツダ株式会社が保有する関係会社株式のうち、マツダ株式会社の帳簿価額に対して当該関係会社の純資産が著しく下落し、その回復があると認められない海外子会社の株式について減損処理を実施し、関係会社株式評価損 7,216 百万円を特別損失として計上した。
3.【繰延税金資産の取崩しについて】
今回の東日本大震災による来期以降のマツダ株式会社の業績への影響が不透明であることから、繰延税金資産の回収可能性について検討した結果、連結決算および個別決算において、繰延税金資産の一部 56,697 百万円を取り崩すこととし、法人税等調整額に計上した。
4.【業績への影響】
業績への影響については、平成23年3月期決算短信の財務諸表に反映させているとのこと。