スズキ、インド子会社の累計生産台数が1千万台を達成

スズキ

スズキ株式会社のインドにおける四輪車製造販売子会社「マルチ・スズキ・インディア」社(以下マルチ・スズキ社)は、3月15日に累計生産台数1,000万台を達成したと発表した。

マルチ・スズキ社は、故インディラ・ガンジー元首相の次男故サンジャイ・ガンジー氏がインドで国民車を生産するという理念の基に1971年に設立された「マルチ」社をその起源とする会社である。

1981年に国営企業として設立された「マルチ・ウドヨグ」社は、1982年にスズキ株式会社と四輪車の生産について基本合意した。その後、2002年にスズキ株式会社の子会社となり、2007年には社名を「マルチ・スズキ・インディア」社に変更した。

同社は1983年に生産第一号車である「マルチ800」をインド市場に送り出した。

当時のインド全体の自動車市場の規模は年間7万台未満であった。以来、「オムニ」(エブリイ)「ジプシー」(ジムニー)、「ワゴンR」「アルト」「スイフト」「SX4」「A-star」「リッツ」(スプラッシュ)など、インドの道路事情や需要動向などに合わせた車の生産・販売を行い、1983年の生産開始以来27年3カ月で累計生産1,000万台を達成した。

現在では、インド自動車市場は年間300万台(2010年暦年)を超える規模となり、今後も成長は続くとみられる。

マルチ・スズキ社では、首都ニューデリー近郊にあるグルガオン工場とマネサール工場で生産を行なっており、年間120万台の生産能力となっている。

同社ではインド市場の拡大にあわせ、マネサール工場に生産能力25万台規模の二つの新工場を建設中であり、それぞれ2012年と2013年に完成予定で、2013年にはマルチ・スズキ社の生産能力は最大で年間170万台の規模となる。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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