トヨタ、タイでプリウスの生産を開始
トヨタ自動車は、トヨタ・モーター・タイランド(Toyota Motor Thailand Co., Ltd. 以下、TMT)において、「プリウス」の生産をすることを決定した。本年11月末よりTMTのゲートウェイ工場で生産を開始する。
タイでは、ユーザーの環境や省エネルギーへの関心が高まっており、2009年から生産・販売しているカムリハイブリッドに続き、今回、新たにプリウスを導入することにした。
発表にあたり、TMTの棚田社長は、
「プリウスは卓越した環境性能、デザインや先進的な技術により、さらに多くのタイのお客様に運転する楽しさを提供できると期待している」
と語った。
プリウスの全世界での累計販売台数は、1997年の販売開始以降、本年9月末で200万台を突破している。また、トヨタは2010年代のできるだけ早い時期にハイブリッド車を年間100万台販売できるよう生産・販売・サービス体制の拡充に取り組んでいる。
トヨタは今後も「クルマづくりを通じて地域社会に貢献する」という創業以来の理念のもと、ユーザーに喜んでいただけるクルマ作りに努めていくという。
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