四川一汽トヨタ、成都新工場の移転式典を開催
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中国の一汽集団とトヨタの生産合弁会社である四川一汽トヨタは、四川省成都市成都経済技術開発区に移転した新工場の移転式典を5月19日に開催した。
式典には、成都市政府関係者、日本政府関係者をはじめとする来賓のほか、一汽集団の金毅副総経理、トヨタの新美副社長、佐々木専務など約400名が出席した。
同式典で、トヨタの新美副社長は、「中国はトヨタにとって最も重要な市場の一つであり、成都市は内陸市場に向けた中核都市として、その位置付けは大きい。2008年の四川大地震から、政府の皆様の強力なリーダーシップと市民の方々のひたむきな努力によって、見事な復興を遂げられたが、この新工場も輝かしい復興に倣い大きく発展していくことを期待したい」と挨拶を述べた。
新工場の生産能力は、旧工場の年間1万3千台から3万台に引き上げており、能力増強で300名を新規に雇用した。移転及び生産の能力増強に伴う投資額は約36億元である。
また、式典において、新型プラドのラインオフ式も実施した。
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