「LEXUS DESIGN AWARD 2023」新たな審査員とメンターを発表


デザイン界を牽引する顔ぶれが、次世代のクリエイターと共にデザインの可能性に挑む



左から 審査員:パオラ・アントネッリ ((C)Marton Perlaki)、カリム・ラシッド ((C)Nikola Blagojevic / Spektroom)、サイモン・ハンフリーズメンター:マーヤン・ファン・オーベル ((C)Sander Plug)、ジョー・ドーセット、スズキ ユウリ ((C)Mark Cocksedge)、スマイヤ・ヴァリー ((C)Lou Jasmine)

LEXUSは、次世代を担うクリエイターを対象とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2023」に、審査員としてカリム・ラシッド氏を、メンターとしてマーヤン・ファン・オーベル氏、スズキ ユウリ氏、スマイヤ・ヴァリー氏を新たに迎えることを発表しました。既に発表している3名と合わせ、総勢7名の審査員とメンターが、次世代のクリエイターの支援・育成を通じてより良い未来を共に作り上げていきます。

世界的デザイナーのカリム・ラシッド氏は、インダストリアルデザインからインテリアデザインまで、ジャンルを超えて様々なデザインを手がけ、現在では4000を超えるデザインを制作、35ヶ国以上で事業展開を行っているデザイン界のレジェンドです。コラボレーションのオファーが絶えないラシッド氏 がこの度、パオラ・アントネッリ氏、サイモン・ハンフリーズと共に、未来を担う新しい才能を選出し、アドバイスを送ります。

ラシッド氏は、LEXUS DESIGN AWARD 2023 に参加するにあたり、「デザインは、未来と文化をかたちづくる上で、非常に重要な役割を担っています。そんなデザインに携わる中で、このように多くの作品やアイデアを審査できることはとても光栄です。  LEXUS DESIGN AWARDに応募するすべてのデザイナーたちに、新しい言語、意義、審美眼を見出し、新しい素材や行動的なアプローチに挑んで欲しいと思っています。また、今回審査員としてこのアワードに携わることで大きな刺激を受け、私自身も創造性や専門性がさらに高まり、より美しく個性的で独創的な作品を生み出すことに繋がることを楽しみにしています」と述べています。

今回4組の受賞者を導くメンターには、オランダ出身で太陽光とテクノロジーを融合し、サステナブルな社会に革新的なメッセージを発信するソーラーデザイナーのマーヤン・ファン・オーベル氏や、「音をデザインするアーティスト」の異名を持つ、日本出身のサウンドアーティスト/エクスペリエンスデザイナーのスズキ ユウリ氏、そして、アフリカとイスラムのハイブリッド・アイデンティティを表現する南アフリカ出身の建築家のスマイヤ・ヴァリー氏が新たに参画します。

先に参加を発表したジョー・ドーセット氏に、上記3名を加えた強力なメンターチームが、多様なバックグラウンドと専門領域を活かして、次世代のクリエイターたちを導き、より良い未来を追及するためのデザインを4組の受賞者と共につくり上げていきます。3ヶ月をかけてブラッシュアップした作品は、2023年春に発表予定です。

尚、「LEXUS DESIGN AWARD 2023」は、2022年10月16日(日)PM11:59(日本時間)まで応募を受け付けています。
*詳細については、 https://lexus.jp/magazine/artdesign/lexus-design-award/をご覧ください。

LEXUS DESIGN AWARD 2023 オンライン説明会
LEXUSは、応募を検討しているクリエイターを対象としたオンライン説明会を開催します。説明会では、LEXUS DESIGN AWARD の目的や想い、応募方法、さらにメンタリングプログラムについてご紹介します。また、過去の日本人受賞者から本アワードを通して得られた体験等をお話しいただく予定です。
■日時:2022年9月21日(水)16:00~17:00
■参加無料
■事前登録が必要です。詳細・参加登録はコチラから。 https://forms.gle/AqWYDPUXiA9iigFj7

SDGs視点から見るLEXUS DESIGN AWARD 受賞作品展
LEXUSは、「SDGs週間」に合わせ、9月14日(水)より『LEXUS DESIGN AWARD 豊かな社会とより良い未来に向けたデザイン提案 -SDGs視点から見る作品展示-』をINTERSECT BY LEXUS – TOKYO 1Fガレージにて開催いたします。
■日時:2022年9月14日(水)~10月25日(火)
■会場:INTERECT BY LEXUS - TOKYO 1F ガレージ
■入場無料
■詳細はコチラから。 https://lexus.jp/brand/intersect/tokyo/garage/design-award-2022.html
 
 公式ハッシュタグ:#lexusdesignaward


LEXUS DESIGN AWARD 2023 作品募集概要






LEXUS DESIGN AWARD 2023 審査員プロフィール


パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)
ニューヨーク近代美術館 (MoMA) 建築・デザイン部門シニア・キュレーター



ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門のシニア・キュレーター兼研究開発部門責任者。デザインが世界に好影響を与えることが普遍的な理解として浸透することを目的に活動している。デザイン、建築、アート、科学、テクノロジーを融合し、見過ごされがちなモノや習慣を含む日々の生活におけるデザインの影響力を追求する。これまでに多数のイベントのキュレーション、本の執筆、世界各地での講演を行う。過去、ハーバード大学やカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校などで教鞭を執った。直近では、人と自然・生態系のバランスの修復をテーマとした「Broken Nature」(第22回ミラノトリエンナーレで開催)や、建築家ネリ・オックスマンのMoMAでの画期的な作品展示会「Material Ecology」、インタラクティブデザインとビデオゲームに関する展覧会「Never Alone」などを手掛けた。現在は、MoMA研究開発部門 サロンのいくつかの新セッションに従事するほか、デザイン評論家のアリス・ローソーン氏と共同でInstagramアカウント@design.emergencyを開設し、新型コロナウイルスの世界的流行におけるデザインの役割をテーマにした活動に取り組んでいる。ローソーン氏との共著「Design Emergency」は2022年の5月に出版された。

カリム・ラシッド(Karim Rashid )
Karim Rashid Inc.  デザイナー




すぐれた先見性を持ち、数多くの作品を世に送り出すカリム・ラシッドは、今日のデザイン界で最もユニークな人物の一人。4000を超えるデザイン制作、400を超える受賞歴、35カ国以上での事業展開がその伝説を物語る。メソッドやペプシ、アルテミデやヴォンドムの家具、シティバンクやヒューゴボスのブランドアイデンティティ、ラシーやサムスンなどのハイテク製品、ヴーヴ・クリコやクリストフルなどの高級品を含め数多くの注目すべきデザインを手がけている。また、アンブラ社のガルボのゴミ箱やOh!チェアのような実用的なオブジェクトから、フィラデルフィア州のモリモトレストランやベルリンのエヌハウホテルなどのインテリアまで、幅広い作品で数々の賞を受賞。カリムは、レッド・ドットデザイン賞、シカゴ・ アテナイオン・ グッドデザイン賞、インテリア・デザイン・べスト・オブ・イヤー賞、インダストリアル・デザイン・エクセレンス賞(IDSA)などを複数回受賞している。また、大学や国際会議で度々ゲストスピーカーとして招聘されており、日常におけるデザインの重要性をグローバルに発信している。

サイモン・ハンフリーズ (Simon Humphries)
トヨタ自動車株式会社  Head of Toyota & Lexus Global Design




母国イギリスで1988年にプロダクトデザイナーのキャリアをスタート。その後、日本でも業務経験を重ねて1994年トヨタへ入社。デザインの研究開発にはじまり2002年トヨタ(Vibrant Clarity)/レクサス(L-finesse)のデザインフィロソフィーを策定。その後は先行デザイン、量産車デザインと数多くのデザインを監修、2016年からは欧州デザイン拠点ED2に赴任、拠点長として多くの将来モビリティーデザインの提案を行う。2018年帰任後、デザイン領域全体のヘッドとして指揮を執っている。

LEXUSのグローバルデザインを統括する立場にあり、日本の文化・伝統を取り入れながら人々を魅了するデザインの方向性を構築し、ブランド哲学という形でブランド独自の価値を策定している。プライベートでは日曜大工を楽しみ、100年前の日本農家の復元にも挑戦している。


LEXUS DESIGN AWARD 2023 メンタープロフィール

マーヤン・ファン・オーベル(Marjan van Aubel)
マーヤン・ファン・オーベル スタジオ ソーラーデザイナー




マーヤン・ファン・オーベルは、持続可能な未来のために、太陽光とテクノロジーを融合させたイノベーションを探求するオランダ出身のソーラーデザイナー。自身が代表を務める「マーヤン・ファン・オーベル スタジオ」は、太陽エネルギーを日常生活に取り入れるための創作活動を行い、数多くの受賞歴を持つ。

サステナビリティ、デザイン、ソーラーテクノロジーを融合した未来をつくり上げるための創造を続け、ソーラーデザインを通じて永続的な変化を生み出し、建物やオブジェなどを通じて生活に太陽光発電を取り入れ、誰もが太陽光発電をより身近に感じられるようになることを目指している。代表作に「Sunne」、「Current Table」、「Power Plant」、そして2020年ドバイ万博のオランダパビリオンの屋根などがある。
マーヤンは、太陽光エネルギーへの移行を世界的に加速させるため、Cos、Timberland、Swarovskiなど著名なブランドとのコラボレーションにも取り組んでいる。

ジョー・ドーセット(Joe Doucet)
デザイナー/ ジョー・ドーセットXパートナーズ 代表




デザイナー、起業家、発明家、クリエイティブ・ディレクターとして、現在アメリカで最も人気のあるクリエイターの一人。

ドーセットはイノベーションや社会課題の解決、美意識にはデザイン思考が有用であると考え、視覚的・技術的にクリエイティブでありながら、メッセージ性を含んだ作風を特長とする。

また、作品に関するデザインや技術で数多くの特許を保有している。ドーセットの作品は、世界中で展示されているほか、ワールドテクノロジーアワードの「デザインイノベーション賞」や、複数の「グッドデザイン賞」などの国際的な賞も数多く受賞。

2017年には、米国スミソニアン協会のクーパーヒューイット国立デザイン博物館による「ナショナル・デザイン・アワード」を受賞。同賞はプロダクトデザイナーにとって最も名誉のある賞と言われている。また、一昨年・昨年DezeenのDesigner of the Yearのファイナリストに選出されたほか、Fast CompanyのMost Important Design Companiesを受賞している。

スズキ ユウリ
アーティスト、デザイナー/ペンタグラム パートナー




スズキ ユウリは、人と音の関係を考察する作品やプロジェクトを通して、音と視覚言語を探求し、ビジュアルとサウンドがどのように進化して個人的な経験を生み出すかを問うアーティスト、デザイナー。これまでに、Tate Britain(ロンドン)、V&A(ロンドン)、Barbican Center(ロンドン)、MoMA(ニューヨーク)など、国内外で個展やグループ展に参加する。

コラボレーションを多く行っており、will.i.am や Jeff Mills など様々なミュージシャンやアーティストと共作しているほか、Google や Rolandなどの商用クライアントを含め、サウンドとテクノロジーを素材にインスタレーションやプロダクトそして音楽と様々な体験を生み出している。

スマイヤ・ヴァリー(Sumayya Vally)
建築家/カウンタースペース 主宰




スマイヤ・ヴァリーは、数々の受賞歴をもつリサーチスタジオ「カウンタースペース」の主宰。国際的に知られる建築プログラム「第20回サーペンタイン・パビリオン (2020/2021) 」のデザイナーに、史上最年少で任命された建築家でもある。
サーペンタインで新しくスタートしたフェローシッププログラム「Support Structures」の立ち上げにも携わっている。本プログラムは、芸術と社会正義、芸術とその保存、芸術とエコロジーなど複合的な要素を持つ作品を通じて、コミュニティをサポートするアーティストなどを支援している。

2022年には世界経済フォーラムで、世界で最も有望なアーティスト、研究者、起業家、活動家、政治家などで形成されるヤング・グローバル・リーダーズの一人として選出されているほか、今後の建築界における規範を築き上げ、未来を切り開くデザイナーとして「TIME 100 NEXT LIST」の一人にも選出されている。近年は、国際モニュメント基金のメンバーとして複数の委員会に参加し、芸術に関する最新の専門知識(技術)の支援を通じて、世界中の歴史的建造物や文化遺産を革新的な方法で未来に残すことに取り組んでいる。
現在ヴァリーは、2023年にサウジアラビアのジッダで初めて開催されるイスラム・アート・ビエンナーレのアーティスティック・ディレクターとして、キュレーションにも取り組んでいる。 LEXUS DESIGN AWARDについて 2013年に創設されたLEXUS DESIGN AWARDは、世界中の新進気鋭のクリエイターに焦点を当てる国際デザインコンペティションです。本アワードでは、より良い社会に貢献するデザインを広く募り、選出された4組の受賞者は世界の第一線で活躍するクリエイターの指導を受けながら、共にDesign for a Better Tomorrow(より良い未来のためのデザイン)を追求、自身のアイデアのプロトタイプ化に取り組みます。また、受賞者がメディアを通じてアイデアを世界中に広く発表する機会も設けられており、その後のキャリア形成にも貢献しています。


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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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