ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーの金属調加飾フィルムが、世界が注目する米新興EVメーカー「リヴィアン」へスキッドプレート供給開始


ピックアップトラック「R1T」に続き、SUV「R1S」へ供給開始。

 株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジー(本社:東京都中央区明石町8-1、聖路加タワー13階、代表取締役兼執行役員社長:島田康太郎)は、米電気自動車(EV)メーカーのリヴィアン・オートモーティブが量産を始めた多目的スポーツ車(SUV)「R1S」のフロント・リアのスキッドプレートの表皮材として金属調加飾フィルム(サテン調)を供給開始しました。同社ではピックアップトラック「R1T」に続く供給です。



(写真=米リヴィアンが量産を始めた「R1S」。ナンバープレートの下にあるのがリアスキッドプレート)

 米リヴィアンは2009年に設立され、三菱自動車が閉鎖したイリノイ州ノーマルの工場を17年に買い取りました。米アマゾン・ドット・コムや米フォード・モーター、日本からは住友商事が出資しており、EVメーカーのパイオニアであるテスラを引き合いに「ネクスト・テスラ」と評され、21年11月10日にNASDAQへの新規株式公開(IPO)を果たし、21年のIPOとしては世界最大規模となった新興EVメーカーです。アマゾンとは共同で商用EVの開発を進め、既に10万台を受注している、今、世界で最も注目されるEVメーカーです。

 スキッドプレートとは、車が地面と接触した時に下側の損傷を防ぐ耐摩耗性材料で、これまでは基材のABS樹脂やポリプロピレン樹脂にメッキを施すのが一般的でしたが、米リヴィアンは持続可能性(サステナビリティ)と環境に優しい技術の搭載を理念としており、メッキ代替として採用を決めました。2030年をゴールとする国際社会共通のSDGs(持続可能な開発目標)により、二酸化炭素(CO2)を排出しないEVなどへの転換が加速しており、米リヴィアンの採用は他自動車メーカーの一層の金属調加飾フィルム採用に向けて追い風となります。



 ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーは、東証スタンダード上場のウェーブロックホールディングスの全額出資会社で、異なる特徴を持った素材を最適な組み合わせで提供し、付加価値のある製品を生み出す企業です。金属調加飾フィルムは、金属と樹脂を組み合わせたフィルム(テープ、シート)の樹脂部分を押出機内で溶かして成形したり、型に流して射出成形したりします。北米のEVではフォード「マスタング」のフロント透過エンブレムに採用されたほか、米ゼネラル・モーターズ(GM)が生産を始めたキャデラックブランド初のEV「キャデラック・リリック」のドアパネル内装パーツとエンブレムに採用されました。日本ではスマートエントリーシステム対応のドアハンドルなどに採用されています。

 金属調加飾フィルムは、有害性が議論される物質が一部に含まれるメッキや塗装と比べ、地球環境に優しい防錆であるうえ、電波・光線透過性、100色を超えるカラーバリエーションなど自動車の技術トレンド「CASE」(接続・自動運転・シェアリング・電動化)に向けて有利な技術的特徴を有しています。米リヴィアンの採用はこうした点を評価したもので、ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーはこれを弾みに、アメリカ、並びに世界での市場を拡大してまいります。21年3月期に41億円の売上高は、24年3月期に59億円を計画し、100億円突破を目指します。

各社概要
【リヴィアンRivian Automotive Inc.- 概要】
業種:EV自動車メーカー
創立者:R.J. Scaringe(ロバート・ジョセフ・スカリンジ)
創業:2009年4月4日
本社:アメリカ合衆国 カリフォルニア州アーバイン
公式サイト: https://rivian.com/

【株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジー 概要】
【設立】:2010年(平成22年)4月1日
【資本金】:1億円
【本社所在地】:東京都中央区明石町8-1、聖路加タワー13階
【代表取締役兼執行役員社長】:島田康太郎
【事業内容】:合成樹脂、各種材料の加工・販売およびコンサルティング
【URL】:  http://www.wavelock-at.co.jp/

【ウェーブロックホールディングス株式会社 概要】
【設立】:1964年6月20日
【資本金】:21億8,504万円
【本社所在地】:東京都中央区明石町8-1、聖路加タワー13階
【代表取締役 兼 執行役員社長】:石原 智憲
【事業内容】:持株会社、グループ全体の戦略策定、資源配分、経営管理
【URL】:  http://www.wavelock-holdings.com/


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