価格差は57万円!スバル WRX S4特別仕様車「STI Sport♯」とベース モデルを徹底比較
スバルは2020年5月26日、WRX S4の特別仕様車「STI Sport♯」を公開し、同時に先行予約を開始した。抽選無しの500台限定で販売され、発売は同年8月20日からっで、価格は474万1000円(消費税込み)。ベースとなったWRX S4 STI Sportとはどこがどう違うのか。その差を比較してみた。
質感とシャープさを向上させた内外装
ポイントを押さえたエアロパーツ
艶ありブラックでカラーリングされた大型フロントアンダースポイラーや、ダークグレイシリカ塗装のフロントグリルを装着。さらにエアアウトレッドグリル付きの理やバンパーや、ブラック塗装さえれた8.5J 18インチアルミホイールを採用し、ノーマルグレードに比べ、より精悍で引き締まったエクステリアになっている。
精悍で落ち着いたインテリア
通常のWRX S4 STI Sportの特徴の一つに、ボルドーを基調としたインテリアと赤いステッチがあるが、特別仕様車の「STI Sport♯」では、ブラックとシルバーのモノトーンに統一し、シルバーのステッチを採用。肌触りの良いウルトラスエードの上質な質感と合わせ、洗練された大人のスポーツセダン相応しいインテリアに仕上がっている。
走りの質感を底上げする機能パーツ
本来の動力性能を引き出す
発表当日の現段階では、特段エンジンのパワーアップなどは公表されていないが、STI製低圧損エアクリーナーエレメントとSTI製低背圧パフォーマンスマフラー&エキゾーストパイプにより、最大トルクを約10%向上しているという。また、CVTオイルクーラーと強化タイプのラジエーターファンを装着し、スポーツ走行じ熱負荷を軽減し、本来の動力性能を存分に引き出すことができる。
伝達スピードを上げサスペンションをしなやかに動かす
サスペンションはベースモデルから変更されていないが、3点のフレキシブルパーツを採用することで「Sport♯」のコンセプト「よりシャープな大人のスポーツセダン」にふさわしい、余裕を持ったドライビングが愉しめるようなセッティングとなる。
国内のスバル車として初採用となるリヤのフレキシブルドロースティフナーに加え、ブラケット形状が変更されたフレキシブルタワーバー(フロント)やフレキシブルドロースティフナー(フロント)を装着。これらのパーツは、車体に加わる力の伝達をスムーズにするとともにリヤタイヤの接地性を高めることで、乗り心地を損なうことなくより一体感のある走りに貢献する。
2021年のフルモデルチェンジが噂される注目の1台
販売価格は消費税込み474万1000円となり、ベースモデルのSTI Sport EyeSightの416万9000円と比べると、57万2000円という価格差になる。エクステリアデザインやエンジン出力に大きな差がないため、やや地味に感じるかもしれないが、今回装着されるそれぞれのパーツは、すべて走りの質感に直結するものばかりで、その恩恵は決して小さくない。
また、2021年にはフルモデルチェンジが噂されており、現行型WRX S4としてはこれが最後の特別仕様車になる可能性も否定できないため、スバルファンならずとも要チェックの1台だ。
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