日産 リーフ/リーフ AUTECHがマイナーチェンジして登場

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日産は2019年12月16日、電気自動車「リーフ」をマイナーチェンジし、2020年2月より発売すると発表した。価格は332万6400円~499万8400円(消費税込み)。

また同時に、日産の関連会社であるオーテックジャパンは、「リーフ AUTECH」をマイナーチェンジし、2020年2月より発売予定だと発表した。価格は409万4200円~468万6000円(消費税込み)。

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目次[開く][閉じる]
  1. 日産の電気自動車「リーフ」
  2. 主なマイナーチェンジの詳細
  3. リーフ AUTECH
  4. リーフ/リーフAUTECHの主なスペックと価格

日産の電気自動車「リーフ」

誕生からまもなく10年となるリーフは、ゼロ・エミッションであることに加え、電気自動車ならではのスムースでパワフルな加速と低重心を活かした軽快なハンドリングや、安心なドライブをサポートする様々な運転支援技術などが、多くのユーザーから高い評価を得ているモデルだ。2010年の初代を発売以降、国内累計で13万2千台以上を販売している。

リーフは、力強い走行性能のみならず、搭載している大容量のEVバッテリーに貯めた電気を自宅へ給電することで、家庭の電力として使用することが出来る。さらに、太陽光発電などで余った電力をバッテリーに蓄えることで、大容量蓄電池として利用することも可能だ。

その特徴を活かし、日産は昨今多発する自然災害を要因とした長期停電の地域に、動く蓄電池であるリーフを派遣。被災地では、リーフが非常用電源として様々な用途で活用された。

そんな電気自動車の新たな価値が注目されている中、2019年1月に発売した「リーフ e+」では、航続距離を大幅に延ばし、「電気自動車はシティコミューターである」という今までのイメージを脱し、新しい電気自動車の世界を切り開いた。

主なマイナーチェンジの詳細

「プロパイロット」、「プロパイロット パーキング」の進化

「プロパイロット」は、ドライバーのストレスをさらに軽減するため、下り坂での設定速度保持や、よりスムースな減速を可能とするブレーキ操作などが可能となった。また、ワイパー作動時の範囲拡大など機能向上も図っている。

「プロパイロット パーキング」は、駐車時の発進や切り返しの際の待ち時間を短縮、さらに据え切りを減らすなど、制御を最適化した。これにより車庫入れや、前向き駐車の時間を約20%短縮することができた。

全方位運転支援技術の拡充

車線変更時の斜め後方の車両との接触回避をアシストする「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)」を新たに採用することで、ドライバーは全方位で気づきにくい危険を察知することが可能となった。さらに、衝突を回避するように支援することで、ドライバーはより安心してドライブが可能だ。

日産/リーフ
日産 リーフカタログを見る
新車価格:
408.1万円583.4万円
中古価格:
15万円505万円

NissanConnectに新しいサービス・コンテンツを追加

ナビとスマートフォンの連携によって、クルマに乗る前の現在地から車を降りてからの最終目的地までのシームレスな道案内を可能にする「ドアtoドアナビ」には、目的地に合わせて途中の充電プランを提示する日産初のEV専用機能を追加。

また、通信によりナビの地図更新が自動で行える「OTA(Over The Air)自動地図更新」や、車内がWi-Fi環境になる「docomo In Car Connect」といった多彩なサービスも初採用した。

Googleを用いた目的地検索や目的地周辺のGoogleストリートビュー、Google航空写真など、日産初の新たなサービスも採用。これによって、目的地名称が分からない場合でも、キーワード検索が可能になり、Googleのクチコミを確認することも可能となった。

その他にも、ドアの閉め忘れが心配になった時、アプリを利用して離れた場所からドアの施錠状態の確認や、ドアロックすることが可能な「リモートマイカーチェック/リモートドアロック」、高齢ドライバーや免許を取りたてのご家族の方の運転状況(速度・時間・エリア)をスマホアプリで確認できるドライブ制限アラートなど、安心機能も充実している。

その他の変更点

9インチの大画面に美しい表面処理を施した「EV専用NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」を標準装備し、地図やメニュー画面の見やすさ、操作のしやすさを向上。

ボディカラーには、EVの爽快なドライビングフィールを表現した日本新色の「ビビットブルー」や、テクノロジー感にあふれた都会の景色に溶け込む日産新色の「ステルスグレー」などを含む4色の新色を採用。

また、シャークフィンアンテナを全車標準装備とした。

リーフ AUTECH

主なマイナーチェンジの詳細

今回のマイナーチェンジで「リーフ AUTECH」は、リーフと同様に「プロパイロット」・「プロパイロット パーキング」を進化、全方位運転支援技術を拡充させ、「NissanConnect」に新しいサービス・コンテンツを追加した。

さらに、ボディカラーにおいて、オーロラフレアブルーパールのボディにスーパーブラックのルーフの2トーンカラーを「AUTECH」専用色として追加設定し、全7色とした。

加えて、9インチの大画面に美しい表面処理を施した「EV専用NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」を標準装備し、地図やメニュー画面の見やすさ、操作のしやすさを向上させたほか、シャークフィンアンテナを全車標準装備とした。

AUTECHとは

AUTECHは、多種多様なカスタムカーづくりで蓄積してきたオーテックジャパン伝統のクラフトマンシップを継承しつつ、スポーティでありながら高級感漂うスタイリングが特徴のブランドだ。

素材などの細部にもこだわりを持つユーザーに向けた、プレミアムスポーティをコンセプトとしており、オーテックジャパン創業の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」のイメージから想起したブルーが、ブランドのアイコニックカラーとなっている。

リーフ/リーフAUTECHの主なスペックと価格

リーフ

駆動原動機バッテリーサイズグレード価格(消費税込み)

2WD

EM57

40kWh

S

332万6400円

X

381万9200円

XVセレクション

405万6800円

G

418万9900円

62kWh

e+ X

441万1000円

e+ G

499万8400円

リーフ AUTECH

車種駆動原動機バッテリーサイズグレード価格(消費税込み)

e+ AUTECH

2WD

EM57

62kWh

e+ X

468万6000円

AUTECH

40kWh

X

409万4200円

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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