レンジローバー 新型「イヴォーク」が登場|ボンネットが透明に!? フロント下が丸見えになる新技術を搭載
レンジローバー 新型「イヴォーク」2019年6月1日より受注開始
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2019年5月30日、 新型「レンジローバー イヴォーク」を同年6月1日より受注を開始すると発表した。同車は、2011年の発売(日本での発売開始は2012年3月)以来、初のフルモデルチェンジとなった。
新型イヴォークには、フロント下の180度視界を確保する新技術「クリアサイトグラウンドビュー」を搭載。またエンジンは、ディーゼルエンジンとガゾリンエンジンに加え、ランドローバー初となるマイルド・ハイブリッド・エンジン(MHEV)を展開した。さらにボディ構造を新設計とし、居住空間とトランク容量の拡大するなど、前モデルから大幅に刷新した。
フロント下の180度視界を確保する新技術 クリアサイトグラウンドビュー
新型イヴォークでは、まるでボンネットがないかのようにフロント下180度の視界を確保する「クリアサイトグラウンドビュー」を世界初採用。段差のある中央分離帯や、オフロードなどで障害のある路面を走行する際に路面状況を確認する際などにその効果を発揮する。
限定グレード「FIRST EDITION」を用意
新型イヴォークには、導入初年度の限定グレード「FIRST EDITION」も用意されている。
■外板色はノリータグレー(「FIRST EDITION」専用色)、ソウルパールシルバー、ユーロンホワイトの3色から選択が可能
■デュオトーンシート(クラウド/エボニーグレインレザー)
■20インチ 5スプリットスポーク“スタイル5079”ホイール
■ブラックコントラスト・パノラミックルーフ
■「FIRST EDITION」専用のスクリプト付イルミネーテッド・メタルトレッドプレート、カーペットマット
新型イヴォークの主な特徴
ランドローバー初となるマイルド・ハイブリッド・エンジン(MHEV)を展開
エンジンラインナップは4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(D180)と、4気筒INGENIUMガソリンエンジン(P200、P250、P300 MHEV)で、全17機種を展開する。
ジャガー・ランドローバー初となるマイルドハイブリッド(MHEV)は48Vのバッテリー、ベルトインテグレーテッドスタータージェネレーター(BISG)、コンバーターを搭載し、17km/h以下に減速するとエンジンを停止させて、減速エネルギーを蓄電し、そのエネルギーを発進時に動力として活用する。
走破性と快適性を向上させた足回り
マクファーソン式ハイドロブッシュフロントサスペンションとインテグラルリンク式リアサスペンションにより、安定した走りと静粛性を実現。
また路面状況に応じて最適なサスペンション、トランスミッション、トラクションなどの車両設定を自動制御する「テレイン・レスポンス2」を装備した。
さらに車両の走行状況を常にモニターし必要に応じて前輪と後輪のトルク配分を調整しトラクションと乗り心地を高め、同時に燃費を向上させる「ドライブライン(アクティブ/スタンダード)」を備えた。
そして渡河水深は600mm(旧型比100mm増)と、悪路での走破能力も向上した。
99%新設計のボディ構造で、居住空間とトランク容量の拡大に寄与
新型イヴォークでは、今後の電動化パワートレインにも対応する最新のプラットフォーム(プレミアム・トランスバース・アーキテクチャー)を採用し、ホイールベースを20mm延長した。
これにより、リアシートのレッグルームやトランクルームが拡張したほか、タブレットやバッグ、ペットボトルなどを収納する十分なスペースも確保した。分割可倒式のリアシートを倒すと、トランク容量は最大1383リットルにまで拡大する。
デザインを継承しながらシャープさを強調したエクステリア
新型イヴォークの外装デザインは、イヴォークの特徴であるルーフラインとリアに向かって上昇するウエストラインを受け継ぎ、ドアパネルに格納されるドアハンドルやシャープな印象を与える超薄型マトリックスLEDヘッドライトを装備。そして、「R-DYNAMIC」グレードには専用のディテールとコッパーのアクセントが加わる。
エクステリアカラーには、ソウルパールシルバーとノリータグレーという新色を含め全13色を展開。
環境に配慮した新素材を活用したユニークなテキスタイルや新色を導入したインテリア
シートカラーには新色のクラウドとディープガーネットを追加した。素材は従来のレザーに加え、高い耐久性を誇るウール混紡のKvadratプレミアムテキスタイルや、リサイクル素材を活用したDinamicaスエードクロス、ユーカリ素材を使ったEucalyptusメランジ・テキスタイル、しなやかな風合いと高い通気性、抗菌性が特徴のUltrafabricsポリウレタンを取り揃えた。
2つのタッチスクリーンと高解像度なルームミラーを搭載
10インチの2つの高解像度のタッチスクリーンから成る最新の車載システム「タッチプロデュオ」を装備。また後方視界が悪い時に、ルームミラーに視野角50度の高解像度映像で映し出す「クリアサイトインテリアリアビューミラー」をジャガー・ランドローバーで初採用。さらに人工知能(AI)アルゴリズムを駆使してドライバーの好みや行動パターンに合わせた設定をサポートする「スマートセッティング」をランドローバー初採用。
そのほか、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレス接続で最新のソフトウエアにアップデートできる「ソフトウェア・アップデート・オーバー・ザ・エア(SOTA)」もランドローバーで初採用している。
コネクティビティ
離れた場所から車の情報を確認・操作できる「リモート」を標準装備し、スマートフォンのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できる「InControlアプリ」、最大8つのデバイスに接続可能な4Gの「Wi-Fiホットスポット」、高画質の2D/3Dマップを表示して移動をアシストする「ナビゲーションプロ」のほか、Android AutoやApple CarPlayにも対応している。
主要諸元
■最低地上高:212mm
■最大渡河水深:600mm
■全長×全高×全幅:4371mm×1649mm×1996mm
■ホイールベース;2681mm
ディーゼル D180
■総排気量:1999cc
■最高出力:132kW(180PS)
■最大トルク:430N・m
■トランスミッション:オートマチック
ガソリンエンジン P200
■総排気量:1997cc
■最高出力:147kW(200PS)
■最大トルク:320N・m
■トランスミッション:オートマチック
ガソリンエンジン P250
■総排気量:1997cc
■最高出力:183kW(249PS)
■最大トルク:365N・m
■トランスミッション:オートマチック
ガソリンエンジン P300 MHEV
■総排気量:1997cc
■最高出力:221kW(300PS)
■最大トルク:400N・m
■トランスミッション:オートマチック
新型イヴォーク価格
<2.0リッター直列4気筒INGENIUMディーゼル・エンジン搭載モデル>
■D180:523万円
■S D180:591万円
■SE D180:667万円
■R-DYNAMIC S D180:642万円
■R-DYNAMIC SE D180:700万円
■FIRST EDITION D180:821万円
<2.0リッター直列4気筒INGENIUMガソリン・エンジン搭載モデル>
■P200:461万円
■S P200:528万円
■SE P200:605万円
■SE P250:646万円
■R-DYNAMIC S P250:602万円
■R-DYNAMIC SE P250:679万円
■R-DYNAMIC HSE P250:747万円
■FIRST EDITION P250:799万円
■R-DYNAMIC S P300 MHEV:656万円
■R-DYNAMIC SE P300 MHEV:733万円
■R-DYNAMIC HSE P300 MHEV:801万円
※いずれも消費税込み
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