オートハイビーム 歩行者・自転車にとっては迷惑!? JAF 自動切替型前消灯の精度を検証
JAF オートハイビームの精度 検証結果を公開
JAFは自動車のヘッドライトを自動で切り替える「オートハイビーム」について安全性を検証するテストを行い、結果を公開した。
オートハイビームとは、前方の状況に応じてハイビームとロービームを自動で切り替える「自動切替型前照灯」のこと。
今回のテストではライト切り替えのタイミングや前方の対象物の違いによる反応、対向車等を眩惑させる危険について検証を行った。
テスト1:対向車とすれ違った後、何秒でハイビームに戻るか
方法
1、オートハイビームを作動し、テスト車がロービームで対向車に向かって60km/hで走行
2、対向車とすれ違い後、自動でハイビームに切り替わった時間を測定
結果
■テスト車が対向車の横を通過後、1秒台~3秒台の短時間でロービームからハイビームに自動で切り替わった。
■ただし60km/hの場合ロービームのまま約19m~58m走行することになるため、対向車の後方から歩行者が横断してくるような場面では注意が必要となる。
テスト2:前方対象物に対し、どれくらい手前で反応するか
方法
1、テスト車がハイビームを点灯し、対象物(歩行者、自転車、対向乗用車、先行乗用車、バイク)に向かって60km/hで走行
2、どこまで近づくとハイビームからロービームに切り替わるか、距離を測定
結果
■歩行者と自転車:ハイビームからロービームに切り替わらなかった。
■対向乗用車:約750m手前で切り替わった。
■先行乗用車:約580m~670m手前で切り替わった。
■バイク:約190m~490m手前で切り替わった。
検証結果:機能を過信せず、状況に応じて切り替えを
テスト結果より、オートハイビームは歩行者や自転車にはハイビームからロービームに自動で切り替わらないことがわかった。歩行者や自転車を確認したら、眩惑させないよう注意が必要だ。
また街灯やガードレールの反射板、標識などがあるとロービームからハイビームに切り替わらなかったり、切り替えが不安定になる。オートハイビームの機能を過信せず、状況に応じて手動での切り替えることが大切である。
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