トヨタ、新サービス『KINTO』を発表|税金・保険の支払い、メンテナンス手続きを一元化
愛車サブスクリプションサービス「KINTO」を展開
2018年11月1日、トヨタは、ユーザーに車との新しい関係を提案する愛車サブスクリプションサービス(月額定額)「KINTO」の展開を年明けをめどに開始すると発表した。
トヨタでは、「車は愛がつく工業製品」であるとの考えのもと、どんなに時代が変わったとしても、ユーザーにとって車がいつまでも「愛車」であり続けることを願い、新たに個人向け愛車サブスクリプションサービスKINTOを展開する。
現在は、ユーザーの生活スタイルや消費スタイルが変化しており、1台の車を長年保有するニーズに加え、好きな車・乗りたい車を自由に選び、気軽に楽しみたいというニーズも高まってきている。
同サービスは、税金や保険の支払い、車両のメンテナンス等の手続きをパッケージ化した月額定額サービスである。
また、コネクティッド技術を活用した安全運転・エコ運転の度合いや販売店への定期入庫などをポイント化し、ユーザーに還元するプログラムも展開する予定だ。
なお、同サービスの運営方法・形態などについては、現在詳細を検討しており、当初は東京地区でトライアルを実施する予定である。
トヨタ自動車 豊田章男社長のコメント
車が誕生してから100年以上にわたって人々に愛されてきたのは、「便利だから」だけでなく、所有する楽しさ、運転する楽しさ、移動する楽しさなど、人々に様々な「楽しさ」を提供してきたからだと思う。
車が所有から利活用にシフトしていくなかで、ユーザーにもっと気楽に楽しく車と付き合うための新たな提案が今回の愛車サブスクリプションサービス「KINTO」である。
車が欲しくなったら簡単にクルマライフをスタートし、違うクルマに乗りたくなったら乗り換え、不要になったら返却する。
必要な時にすぐに現れ、思いのままに移動できる、まさに「筋斗雲」のように使ってもらいたいと考え、「KINTO」と名付けた。
今後も、車本来の魅力を伝えるとともに、「愛のつくモビリティを提供し続ける」という想いで、未来のモビリティ社会をもっと楽しいものにするための取り組みを進めていく。
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