JAF、過重で不合理な自動車税制の改正にむけ全国で街頭活動を実施
不合理な税制にNo! JAFが街頭活動を開始
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)と自動車税制改革フォーラム(自動車関連21団体で構成)は、自動車総連と協力して全国各地にて街頭活動をはじめ、自動車税制改正に向け積極的に活動を開始したと発表した。
ドライバーにかかる過重な税負担
現在、自動車には9種類の税(※1)が課せられており、また税金に税金が課せられている(※2)など過重で複雑なものとなっている。実際、JAFが7月~8月にかけて行なった自動車税制に関するアンケート調査では98%のドライバーが自動車に関わる税金を負担と解答しており、その“高すぎる”税金はアメリカと比べ実に34倍にもなる(※3)。
※画像は自動車税制に関するアンケートにおける「自動車税を負担に感じますか?」に対する回答。
過重な税負担軽減の実現を訴えるための街頭活動
10月7日の岡山での活動を皮切りに、東京では10月25日(木)に街頭活動を実施。通勤途中の方などに改正要望が記載されたチラシを配布しながら「過重な税負担の軽減」や「複雑な自動車税制の簡素化」などを訴える予定。また今後も、全国各地で引き続き活動を継続する予定としている。
東京都内での街頭活動の概要について
■日時:10月25日(木)8:00~9:00 ※配付物が無くなり次第終了
■場所:JR田町駅 西口付近及び東口付近
■参加者:JAF会長 矢代 隆義、専務理事 久米 正一(予定)
ドライバーの声を全国47都道府県の知事に届ける活動
JAFを含む自動車関連21団体で構成される「自動車税制改革フォーラム」では、ドライバーの税負担軽減の実現に向け、全国47都道府県の知事に要望を届ける活動を実施する。自動車保有台数全国1位の愛知県大村秀章知事を10月15日(月)に訪問するほか、11月末までに全都道府県で活動を展開し、ドライバーの負担軽減実現につなげたい考えだ。
全国各地で自動車税制キャラバン実施中!
JAFでは“ドライバーの生の声”を集めるため、全国各地で開催されている交通安全のイベント会場等で、来場者から自動車にかかる税金に対する率直な意見や感想などをボイスパネルに書いてもらう活動を実施している。昨年から累計で3,771名ものユーザーからの声が集まっている。
すべての声は順次ホームページに掲載しており、集めた声は全都道府県の知事をはじめ地元選出の国会議員等に対する要望活動において、地元のドライバーの声として伝えている。
※1:自動車にかかる税金の種類
・取得段階:自動車取得税、消費税
・保有段階:自動車税、軽自動車税、自動車重量税
・使用段階:ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税)、軽油引取税、石油ガス税、消費税
※2:ガソリンは製品本体の価格にガソリン税が加算され、それらの合計額に対して消費税がかけられている。
※3:自動車税制改革フォーラム調べ
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