メルセデス・ベンツ、新型Sクラスクーペ/カブリオレを発売…価格は1508万円から
メルセデス・ベンツ日本は、新型Sクラスクーペおよび新型Sクラスカブリオレを2018年6月20日より発売した。
価格(消費税込)は、クーペが1508万円~1826万円、カブリオレが2175万円。またAMGは、クーペが2533万円~3310万円、カブリオレが2790万円~3470万円となる。
Sクラスクーペは、Sクラスセダンと同様に「最高の自動車」を目指して開発された。時代の最先端を行く「インテリジェントドライブ=知能を備えた革新的テクノロジー」と「モダンラグジュアリー」の融合をコンセプトに、安全性と快適性、効率性など、自動車に求められるあらゆる要素を高次元で究めた最高級スポーティクーペである。
また、Sクラスカブリオレは、Sクラスクーペをベースとしたラグジュアリー4シーターオープンモデルで、2016年にW111以来44年ぶりに復活した。
そして2018年、安全性と快適性、効率性を高次元で融合するインテリジェントドライブがさらに大きく進化するとともに、クルマが通信機能を持ち利便性を飛躍的に向上させるメルセデスミーコネクトを導入。さらに新開発のパワートレインの導入やリアコンビネーションランプに有機ELを採用するなど、自動車に求められるあらゆる要素を高次元で融合し、装いも新たに生まれ変わった。
リアコンビネーションランプに有機ELを採用
新型Sクラスクーペ/カブリオレは、官能的でダイナミックなデザインはそのままに、フロントおよびリアのデザインを刷新し、より革新的でスポーティな印象を加えている。
フロントには、大型のエアインテークを備えたバンパーを採用しており、ワイドでスポーティな印象を強めている。AMGラインを選択すると、左右のエアインテーク部がさらにダイナミックなデザインとなり、クローム加工を施した2本のフィンが装着される。
リアには、非常に薄い有機物の層をガラスプレートに印刷した片側33枚の有機ELパネルをリアコンビネーションランプに使用し、ランプ内で浮いているような、先進的なデザインになっている。また、解錠/施錠時にはリアコンビネーションランプの各ランプが流れるように点灯するカミングホームファンクション機能も備えている。この有機ELリアコンビネーションランプは全方向に均一な発光をするほか、周囲の状況に合わせて照度を調整するなど、機能性も兼ね備えている。
Sクラスクーペのエクステリアは、ロングノーズ&ショートデッキ、スリークなルーフライン、フレームレスウィンドウといった大型クーペの典型的なプロポーションに、彫刻的でシャープな輪郭と滑らかな面構成による官能的でダイナミックなデザインとした。
Sクラスカブリオレに採用されるソフトトップは3層構造で、閉じた状態ではボディとソフトトップのカラーコンビネーションにより豊かな表情を持ち、開けた状態では、伸びやかなカブリオレのスタイルが目を引く。
また、ヘッドライトは、片側47個のスワロフスキークリスタルを組み込んだ専用LEDハイパフォーマンスヘッドライトを採用している。丸みを持つ円柱状の30個のクリスタルをウインカーに、さらに17個のカットクリスタルをポジショニングライトに配置し、揺らめく炎状の輝きがラグジュアリーな表情を与える。
インテリアデザイン
インテリアは、美しいカーブを描くダッシュボードから、ドア、シートまで流れるような一体感のあるデザインコンセプトを継承しながら、大型のコックピットディスプレイや、タッチコントロールボタン付のマルチファンクションステアリング、カラーがゆっくりと変化し続けるマルチカラーアニメーションを搭載したアンビエントライト(64色)などの装備により、エレガントでエクスクルーシブな室内空間となっている。
また、最大9種類のインテリアと最大7種のインテリアトリムの幅広いバリエーションから選ぶことができる。
インテリジェントドライブ
自動運転の実現に向けてさらに大きく一歩前進したSクラスセダンに採用されたインテリジェントドライブ機能を、新型Sクラスクーペ/カブリオレにも採用している。
インテリジェントドライブは、レーダーセンサーやステレオマルチパーパスカメラ、超音波センサーにより自車の周囲を常に監視する複合的なセンサーシステムで、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し状況を判断、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストすることで、ドライバーの負担を軽減し安全性と快適性を向上させる。
先行車との車間距離を維持するアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)は、自動再発進機能も新たに備え、停止後30秒以内であればドライバーはアクセルを踏まなくても自動的に発進するようになった。操作方法においてもステアリング上にスイッチを配置したことで、より直接的に操作機能ができるようになっている。
アクティブステアリングアシストも強化され、車線が不明瞭な場合や検知できない場合でも周囲の車両やガードレール等を検知しステアリングアシストを行う。高速道路上での車線変更をアシストするアクティブレーンチェンジングアシストにより、ウインカーを操作すると、行き先の車線に車両がいないことをシステムが確認し、自動で車線を変更する。
また、緊急時のステアリング操作をアシストする緊急回避補助システム、衝突時の衝撃音から乗員の耳を保護するPRE-SAFEサウンドなどの新機能を採用したほか、歩行者に加え交差点での車両飛び出しにも自動緊急ブレーキが作動するアクティブブレーキアシスト(歩行者/飛出し検知機能付)も備わり、全方位の安全性を高い次元で実現している。
さらに、快適な乗り心地を実現するサスペンションシステムのマジックボディコントロールには、コーナリング時にバイクのライダーのように車体を内側に傾ける(最大2.65°)ことで、乗員に働く横加速度を軽減し、より安定した爽快なコーナリングを実現するダイナミックカーブ機能を従来から採用している。
テレマティクスサービス:Mercedes me connect
新型Sクラスクーペ/カブリオレには、自動車が通信することによりユーザーの利便性を向上する先進的なテレマティクスサービス メルセデスミーコネクトを搭載した。
メルセデスミーコネクトは、24時間緊急通報サービスなどを最長10年間無償で提供する安心安全サービス、駐車位置検索などを3年間無償で提供する快適サービス、メルセデス・ベンツ24時間コンシェルジュサービスを1年間無償で提供するおもてなしサービスの3つのサービスカテゴリーから構成される。
安心安全サービス
●24時間緊急通報サービス:事故検知時(エアバッグ、シートベルトテンショナー展開時)または車内にあるSOSボタン押下時に、コールセンターが消防に連絡する。
●24時間故障通報サービス:ツーリングサポートが必要な際に、専用コールボタンを押下するとツーリングサポートセンターにつながる。
快適サービス
●リモートドアロック&アンロック:スマートフォンの操作で車両ドアのロック、アンロックができる。
●リモート(車両)ステータス確認:車両の走行距離、燃料計、平均燃費等の状態をアプリ等で確認できる。
●MB Apps:天気情報やインターネットラジオをMB Appsで表示、使用できる。
●駐車位置検索:駐車した車両の位置をアプリの地図上に表示する。また、走行中の車両位置をアプリの地図上に定期的に表示する。
●Send2Car:スマートフォンから、ナビゲーションの目的地を遠隔設定できる。
おもてなしサービス
●メルセデス・ベンツ24時間コンシェルジュサービス:車内から専用ボタンを押すだけで専門のオペレーターが24時間365日対応する。
・車載された通信モジュールを利用し、ナビゲーションの目的地を設定
・レストランやホテル等の検索・予約
・メルセデス・ベンツ正規販売店の検索・案内
・緊急時の病院の案内 など
エナジャイジングコンフォート
新型Sクラスクーペ/カブリオレに採用されるエナジャイジングコンフォートは、フレッシュネス、バイタリティ、ジョイ、コンフォート、トレーニングの5つのプログラムから選択することで、音楽や空調、アンビエントライトやリラクゼーション機能を統合的にコントロールすることができる。
メルセデスAMG
メルセデスAMG各モデルには、トップパフォーマンスモデルにのみ採用されるAMGパナメリカーナグリルを採用している。このグリルはモータースポーツに由来し、クロームメッキを施した15本の垂直フィンの基本デザインは、1952年メキシコで開催された伝説の公道レース、カレラ・パナメリカーナ・メヒコで優勝したレーシングカー メルセデス・ベンツ300SLで初めて採用された由緒あるものである。
パワートレインはAMGシリンダーマネジメントを採用した新型4リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載し、トルク可変型四輪駆動システム AMG 4MATIC+を装備する、パフォーマンス志向のS63 4MATIC+ クーペ/S63 4MATIC+ カブリオレ、V12エンジン搭載のトップパフォーマンスモデルS65クーペ/S65カブリオレを設定した。
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