ルノー・日産・三菱が中国の配車アプリ大手とEVカーシェアで協業へ

ルノー日産三菱アライアンスは、中国の配車アプリ大手である滴滴出行(ディディチューシン)と、中国国内での電気自動車(EV)のカーシェアリングプログラムに関する将来的な協業について覚書を締結した。

今回の滴滴出行との覚書は、モビリティサービスに対するルノー日産三菱アライアンスのコミットメントを明確に示すもの。2017年ルノー・日産・三菱が発表した中期計画「アライアンス2022」には、無人運転車両による配車サービス事業の開始についても盛り込まれている。

コネクテッドカーおよびモビリティサービス担当アライアンス専務執行役員のオギ レドジク氏は、「当アライアンスが滴滴出行と今後開拓していく機会は、事業の面でもテクノロジーの面でも大いに期待できるものです。この協業は、当アライアンスが推進している電動化、自動運転、コネクティビティ、新しいモビリティサービスを拡大する戦略に沿うものです」と述べている。

また、滴滴出行の快捷事業群の総経理である陳汀(チェン ティン)氏は、「ルノー・日産・三菱のような業界リーダーと戦略的な提携を行い、滴滴出行の強みやリソースを共有することによって、私たちはモビリティに対する多様なニーズに応え、シェアリングに基づくオープンな交通のエコシステムを形成することができるようになります。滴滴出行は今後もライドシェア、人工知能(AI)、新エネルギーといった領域でイノベーションを起こしていきます」とコメントした。

「アライアンス2022」中期計画終了時までに12車種の100%EVを発売

世界最大の販売台数を持つ自動車グループとして、ルノー日産三菱アライアンスは自動車関連のさまざまな新技術の融合やシナジー創出を加速している。「アライアンス2022」中期計画終了時までには、EV共用プラットフォームと共用部品を活用し、12車種の100%EVを発売する予定。また、自動運転技術を世界で合計40車種に搭載し、無人運転車両の配車サービス事業に参画する予定だ。

「アライアンス2022」計画において、ルノー・日産・三菱は2022年の計画終了までに、年間販売台数は1400万台以上に、売上高は2400億ドルに達すると見込んでいる。なお、2017年は、ルノー・日産・三菱合計で1060万台以上の自動車を販売している。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産の最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産の中古車検索 日産の記事一覧 日産のニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる