ジャガー初のEV「I-PACE コンセプト」が 北米コンセプト・カー・オブ・ザ・イヤーで最優秀賞に
ジャガー初のエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE(アイ・ペイス)コンセプト」が、第16回 北米コンセプト・カー・オブ・ザ・イヤーで「Most Significant Concept Vehicle of 2017」を受賞。さらに全体の最高得票を獲得して「Production Preview Concept of the Year」も受賞した。
米・カリフォルニア州で開催されたペブルビーチ・コンクール・デレガンスで発表されたこのアワードは、自動車業界の方向性を示すことで知られており、ロサンゼルス・デトロイト・シカゴ・トロント・ニューヨークの各モーターショーで発表された計24台のコンセプトカーの中から、20人以上の審査員の投票によって選ばれる。
審査員のアシュリー・クナップ氏は、ジャガー I-PACE コンセプトの美しく未来的なデザインを「自動車技術におけるランドマーク」と評した。また同じく審査員のローレン・フィックス氏は、「ジャガーはこれまであらゆる方法でブランドを成長させてきたが、このI-PACE コンセプトは新しい方向性を示している」とコメントした。
I-PACEコンセプトは、電動化によるパッケージングの自由度を最大限に活用したモデルで、2018年後半に発売される予定である。
ジャガーのデザイン・ディレクター、イアン・カラム氏は、「我々の挑戦は、ひと目見てジャガーだとわかる、そして実用的であることはもちろん、視覚的にもドラマチックな電気自動車をデザインすることでした。I-PACEコンセプトで見事にこれらを実現し、美しくかつ魅力的な電気自動車として、トレンドの最前線にあると自負しています。審査員の皆様には、我々の努力を評価していただき、第16回 北米コンセプト・カー・オブ・ザ・イヤーにI-PACEコンセプトを選出いただいたことを大変誇り思い、そして嬉しく思います。」と述べた。
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