ポルシェ、パナメーラとパナメーラ4の予約受付
北京モーターショーでパナメーラとパナメーラ4をワールドプレミア
ポルシェ・ジャパンは、「パナメーラ」と「パナメーラ4」の予約受け付けを、日本全国のポルシェ正規販売店において3月2日(火)より開始する。
「パナメーラ」と「パナメーラ4」には、ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)を採用した最新の3.6リッターV6エンジンが搭載される。最高出力は220kW(300PS)で、最大トルクは400Nm。パナメーラはポルシェの伝統的な後輪駆動モデル、そしてパナメーラ4はアクティブ4WDシステムを標準装備したモデルだ。
パナメーラに新しく加わったふたつのモデルには、独自の開発戦略「ポルシェ・インテリジェントパフォーマンス」の成果が表れている。両モデルはデュアルクラッチトランスミッション、ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)とオートスタート/ストップ機能を装備。NEDC(New European Driving Cycle)テストサイクルによる100km走行あたりの平均燃料消費量はともに10リッターを下回り、パナメーラが9.3リッター、パナメーラ4は9.6リッターです。オプションとして用意される、転がり抵抗の少ない19インチのオールシーズンタイヤを装着すると、燃料消費量はさらに0.2リッター低減され、CO2排出量もパナメーラで213 g/km、パナメーラ4では220g/kmまで減少される。
パナメーラとパナメーラ4は、他のポルシェ車と同様に卓越した経済性と優れたパフォーマンスを融合。ポルシェの特色である徹底した軽量構造設計を車両のあらゆる箇所に取り入れ、アクスルやドア、エンジンフード、フェンダー、ラゲッジコンパートメントの素材にアルミニウムやマグネシウムを使用したことで、このふたつの要素は理想的な形で融合されている。また、ツッフェンハウゼン工場のエンジンプラントで製造される、シリンダーバンク角が90°の新しいV6エンジンはすでに導入されているパナメーラSとパナメーラ4Sの8気筒エンジンよりも約30kg軽くなっている。これにより、パナメーラでは車両重量も1,730 kgまで軽量化されている。
パナメーラとパナメーラ4は、スチール製サスペンションには電子制御ダンパーシステムが標準装備される他、内部の空気量を可変制御するアダプティブエアサスペンションがオプションとして設定される。このシステムを装備すると、快適な乗り心地からスポーティなドライビングダイナミクスまで、さまざまな走りを楽しむことが可能となる。
パナメーラとパナメーラ4は2010年4月23日、北京モーターショーで世界に向けて初公開される。両モデルとも2010年5月にドイツ国内、同年6月に北米へ導入される予定。
パナメーラ&パナメーラ4 車両本体価格(消費税込価格)
・パナメーラ 4 (7速PDK) : ¥11,670,000
・パナメーラ (7速PDK) : ¥10,960,000
・パナメーラ (6速MT) : ¥10,210,000
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