ドイツで9年連続販売数No.1を誇るSUV“ティグアン”新型が国内デビュー
第2世代の新型ティグアンが日本国内で販売開始
2008年9月の日本導入から約8年、日本のコンパクトSUVセグメントに新たなベンチマークを打ち立てる新型「ティグアン」が2017年1月、日本市場に導入された。
2007年9月、ドイツのIAA(フランクフルトモーターショー)でデビューした初代ティグアンは、これまでに 世界中で280万台以上を販売(日本への累計輸入台数は約15,000台)。
ドイツ国内では9年連続でSUVセグメントNo.1となり、日本でも輸入コンパクトSUVセグメントを力強く牽引するなど、世界中で成功を収めた。そして、このサクセスストーリーを受け継ぐ新型ティグアンは、2016年の春からドイツ 国内で納車が始まり、以降ヨーロッパ諸国にも順次、販売が始まっている。
先代と比べてボディサイズを拡大
今回導入するグレードは、クラスを超えた先進安全技術と快適装備を標準装着する「Tiguan TSI Comfortline(ティグアンTSIコンフォートライン)」と、先進装備をさらに充実させた「同TSI Highline(ハイライン)」、そして、専用の内外装を備えた「同TSI R-Line(アールライン)」の全3グレード。
ボディカラーは新色(ナッツシェルブラウンメタリック)を含む全6色。全国希望小売価格(税込)は、「同TSI Comfortline」が3,600,000円、「同TSI Highline」が4,332,000円、「同TSI R-Line」が4,632,000円。
フォルクスワーゲンの生産モジュール「MQB」をSUVシリーズとして初めて採用した新型ティグアンのボディサイズは、全長4,500mm(従来型比+70mm)、全幅1,840~1,860mm(同+30~+50mm)、全高1,675mm(同-35mm)と、前モデルに比べてより長く、より幅広く、より低くするとともにホイールベースを70mm延長させたことで、よりスタイリッシュでスポーティなプロポーションと広く快適な室内空間の双方を実現している。
また、インターネットとの接続性を高める機能を採用したことで、最新の情報による目的地検索や最適なナビゲーション機能が強化され、「つながるSUV」としての新しい価値を備えている。
パワートレインには、気筒休止システムの“ACT”に加え、アイドリングストップ機能の“Start&Stopシステム”とブレーキエネルギー回生システムを備えたブルーモーションテクノロジー付の1.4L TSIエンジンと6速DSGを採用することで、快適かつ爽快なドライビングパフォーマンスを実現するとともに、燃料消費率も16.3km/L(前モデル:14.6km/L)と約10%改善している。
新型ティグアンの主な特徴
(1)新しい時代の「つながるSUV」(“Volkswagen Car-Net”全車標準装備)
新型ティグアンは、Volkswagen純正インフォテイメントシステム“DiscoverPro”(Highline以上:標準装備)や“CompositionMedia”(Comfortline:標準装備)を通じて、Volkswagenのモバイルオンラインサービス“Volkswagen Car-Net”を利用することが出来る。
Highline以上では、インターネット接続によりナビゲーション検索性能、案内精度、快適性を大幅に高めるテレマティクス機能“Guide&Inform”を標準装備。また、全車に標準する3つの通信プロトコルに対応した“App-Connect”を利用すれば、お客様の端末機種(iOSでもAndroidでも)に関わらず、USB接続するだけで、スマートフォン内のアプリを楽しむことが出来る。
新型ティグアンでは、これらさまざまなデジタルデバイスからインターネットを経由して最新情報を入手できるようになったことで、これまで以上に快適なデジタルカーライフを提供する。
(2)Volkswagenオールイン・セーフティに基づく、クラスを超えた先進安全技術・快適装備を採用
新型ティグアンは、Volkswagenの総合安全コンセプト「Volkswagenオールイン・セーフティ」に基づいたトップクラスの安全・先進装備を多数採用している。
例えば、アダプティブクルーズコントロール“ACC”(全車速追従機能付)や駐車支援システム“ParkAssist”などの先進安全装備に加え、“アクティブボンネット”や“ポストコリジョンブレーキシステム”などの安全装備も全車に標準装備。
さらに、Highline以上にはレーンキープアシストシステム“LaneAssist”や渋滞時追従支援システム“TrafficAsist”などを標準装備することで、半自動運転を実現している。
また、デジタルメータークラスター“Active Info Display”をHighline以上に標準装備するほか、“ヘッドアップディプレイ”をオプション設定している。
(3)ニューエモーショナルデザインで「より長く、より幅広く、より低い」スタイリングを実現
新型ティグアンの全長は4,500mm(+70mm)、全幅は1,840mm(+30mm)、全高は1,675mm(-35mm)と長く、広く、低くなったことで、燃費に有利な空力特性も改善した。
全長分として長くなった70mmがすべてホイールベースの延長に充てられたことで、ラゲージスペースを含む室内空間が大幅に拡大。その結果、室内長で+26mm、後席のニールームで+29mmというゆとりを生み出している。とくに後席は180mmの前後スライド幅を確保したことで、ラゲージルームの容量拡大を実現している。
新型ティグアンは、ワイド&ローなプロポーションを実現しつつ、プレミアムサルーンのような快適な居住空間とSUVの人気の一つである視線の高さによる運転のし易さ、さらに広大で使い勝手に優れたラゲージルームを備えた理想的なコンパクトSUVに進化した。
(4)上質なインテリアと優れた使い勝手(ラゲッジスペース:615L~1,655L)
インテリア(ファブリックシート&トリム類)は基本的にブラック系で統一され、外観同様、スポーティで上質さが引き立つようコーディネートされている。
Highlineでは、このインテリアにマッチした上質なレザーシートをオプションで選択(ブラックと新色のサフラノオレンジの2色)することが出来る。拡大したラゲージスペースは後席を一番前にした状態で615L(+145L)。後席を完全に折り畳むとクラストップレベルの1,655Lに達する。
地上から開口部までの高さが前モデルよりも低くなったことで、幅広い間口とあわせて荷物の載せ下しなど、ラゲージルームへのアクセスもさらに容易になった。
助手席はシートバックをフラットに折り畳むことができるので、長尺物でも車内に収納できる。
HighlineとR-Lineには、荷物で両手がふさがっている時にとても便利な“パワーテールゲート“(挟み込み防止機能、”EasyOpen&EasyClose”機能付)をオプションで選択できる。
キーを持った人が、リヤバンパーの下で足を動かすと、センサーが反応してテールゲートが自動で開き“EasyClose”ボタンを押してクルマから離れると、テールゲートは自動的に閉まる。
(5)ブルーモーションテクノロジー付1.4L TSIエンジンと6速DSGで燃費向上(16.3km/L)
日本仕様のFWDモデルには、定評あるガソリン直噴ターボのTSIエンジンとDSGトランスミッションを搭載。
排気量は1.4リッターで気筒休止システムの“ACT”とアイドリングストップ機能の“Start&Stopシステム”及びブレーキエネルギー回生システムが付いたブルーモーションテクノロジーを装備している。
最高出力は110kW(150ps)/5,000~6,000rpmで、最大トルクは250Nm(25.5kgm)/1,500~3,500rpmと、前モデルに比べて最高出力は抑えられているものの、アイドリング直後の1,500rpmという低回転から3,500rpmまでフラットに発生する最大トルクが10Nm強化されている。
これにより、ストップ&ゴーが頻発する街中ではスムーズかつ力強い走りを、そして、高速走行では高い静粛性とストレスの無い伸びやかな走りをドライバーに提供する。
トルク特性を見直したエンジンと高効率でエネルギーロスの少ないトランスミッションを採用することで、JC08モード燃費は、従来の14.6km/Lから16.3km/Lと約10%向上するなど、新型ティグアンは、クラストップのダイナミック性能と経済性を兼ねている。
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