燃費もアクア超え、日産ノートe-POWERはガソリンだけで走るEVの新提案!【先代モデルと何が変わった?徹底比較】
新型ノートe-POWERの燃費はアクア超えの37.2km/L
11月2日にモデルチェンジした日産 ノートに、ハイブリッド車「e-POWER」が追加された。
新型ノートe-POWERは、アクアやフィットハイブリッドとは異なり、ガソリンエンジンで発電した電気でモーターを駆動させて走行するシリーズ方式のハイブリッドを採用した。
燃料はガソリンなので充電を気にすることなく走行することができ、また、リーフで培った電気自動車の力強い加速性能と優れた静粛性を兼ねそろえているのが特長。
JC08燃費は37.2km/Lと、ライバルのトヨタ アクアの37.0km/Lをわずかではあるが上回り、コンパクトカーのカテゴリーでトップに躍り出た。
ただし、最も燃費が良いグレードであるe-POWER Sは、価格も177万円と最廉価でお買い得かと思いきや、装着されているのはマニュアルヒーターのみというエアコンレス仕様。エアコンはオプションで、2017年冬に発売される予定となる。
また、この廉価モデルの運転席はパワーウインドウだが、後席の窓は手動で開閉するタイプなので、購入する際は注意が必要だ。
今回のモデルチェンジでは、e-POWER(ハイブリッド)の搭載に加え、エクステリア・インテリアともにデザインの変更が図られた。
一目でわかるのはVモーショングリル。最近の日産車に共通するV型のグリルがフロントフェイスをシャープに引き締めている。なお、このVモーショングリルは、e-POWERでは青いラインで縁どられており、エコな印象を強調するデザインを採用している。
インテリアで最も特徴的なのは、シフトレバー。リーフと同じデザインのものが採用されている。また、メーターもエネルギフローなどが表示されるノートe-POWER専用デザインとなる。
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