ホンダとソフトバンク、人工知能「感情エンジン」活用に向けた共同研究を開始
ホンダの研究開発子会社である本田技術研究所は、ソフトバンクと協力し、ソフトバンクグループ傘下のcocoro SBが開発したAI技術「感情エンジン*」のモビリティへの活用に向けた共同研究を開始する。
ホンダは、知能化研究開発のオープンイノベーションを更に強化するために、2016年9月を目標に東京・赤坂に知能化技術の研究開発を行う新拠点「HondaイノベーションラボTokyo」の開設準備を進めている。今回の共同研究は、AI技術のオープンイノベーションの取組みの一つとなる。
共同研究では、運転者との会話音声やモビリティが持つ各種センサーカメラなどの情報を活用することで、モビリティが運転者の感情を推定すると共に、自らが感情をもって対話するようにする。モビリティがさまざまな経験を運転者と共有し成長することで、運転者はモビリティが相棒になったような感情を抱き、更なる愛着を感じるようになることを目指す。
*「感情エンジン」についてcocoro SB株式会社が開発したAI技術で、機械自らの感情を擬似的に生成する機能を有する
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