ロールス・ロイス「レイス ブラック バッジ」日本上陸 ~特徴は深みのあるブラック塗装~
ロールス・ロイス・モーター・カーズは、『ジュネーブモーターショー2016』で発表した「レイス ブラック バッジ」を、「Illuminate Your Senses」と題した顧客向け内覧会において、日本で初披露した。
ブラック バッジは、自信みなぎる今日の若い型破り世代、妥協せず、言い訳をしない生き方とライフスタイルをもった世代に向けて創られたモデル。若き成功者に合わせて、ロールス・ロイスはブランドのアイコンに手を加え、ブランドに潜むダークな側面を強調した。
第一の変更点は「フライング レディー」。デザイン、姿勢、素材はこれまで通りだが、オーナーの影の一面を表現するカラーになった。同様に、ブラックバッジのフロントエンド、サイドパネル、そしてテールを飾るダブルRバッジが、配色が反転されてブラックを背景にしたシルバーとなったほか、フロントグリルの縁や、トランクリッドの仕上げのアクセント、ロワーエアインテークのアクセント、エキゾーストパイプなどのクロームサーフェスはダーク調に改められた。
ブラックバッジのパワーは、ゴーストブラックバッジとレイスブラックバッジ、それぞれにユニークなデザインの新しいコンポジットカーボンファイバーと軽合金製ホイールを介して路面に伝えられる。
カラーリングはゴーストブラック バッジがテイラードパープル、レイス ブラック バッジはコバルトブルー。ともにブラックのレザーに映え、キャビンに一段とエッジーな雰囲気を与える。ファイナルタッチには、ブラックのスターライトヘッドライナーからこぼれるムード豊かな光が、キャビン内の磨き上げられたフェイシアで反射され、暗いながらも雰囲気のあるアンビエンスをつくり出している。
632PS(465kW)と、世界最強のパワーユニットを搭載するレイスは、ロールス・ロイスのモデルレンジの中でドライバーフォーカスを最も重視したクルマ。しかし、若い世代の新しいユーザーがいかに駆り立てられているか、自分たちの生活の境界線を押し広げたがっているかを理解したロールス・ロイスのエンジニアリングチームは、この驚異的なファーストバック・クーペに苦心の末、ユニークな識別要素となる特別のエッジを与えた。
ただでさえ大きなパワーに追加のトルクを加え(+70Nm)、エアサスペンションのセットアップを全面的にリデザインし、新しいドライブシャフト、アップグレードした8速トランスミッションを採用した結果、ドライバーフォーカスを一段と重視した俊敏なロールス・ロイス・レイスが誕生した。もちろん、エフォートレスのロールス・ロイス流魔法の絨毯の乗り心地に必要な本質的要素はそのまま保たれている。トランスミッションが8速オートマチックにアップグレードされ、それがレイス ブラック バッジのパワー発生により一層の緊迫感をもたらしている。
レイス ブラック バッジは、2016年末までには発売を開始する予定。
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