ドライバー2人に1人が「自動ブレーキ」を誤解していることがJAFの調査で明らかに!

JAF、ASV(先進安全自動車)への関心度・認知度・理解度の調査を実施

JAFは、全国のドライバー35,614名を対象に、「自動ブレーキ」や「ぶつからない車」などと呼ばれているASV(先進安全自動車)への関心度・認知度・理解度を把握すべく、調査を実施し、その結果を受けて、インフォグラフィック「自動車の未来」をJAFホームページ内(http://www.jaf.or.jp/eco-safety/asv_cg/enq.htm)で公開した。

近年、「衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ※)」を搭載した車が増えている。その機能や性能は、車種によって異なっており、また、天候や道路状況によってはシステムが十分に作動しない場合もあるなど、「自動ブレーキ」はあくまでもドライバーを補助するシステムであり、万能ではない。

しかし、そんな「自動ブレーキ」の特性を正しく理解しているドライバーは約2人に1人(54.6%)という実態が、JAFの独自調査により明らかとなった。

ニュースやCM等で注目を集める「自動ブレーキ」や「ぶつからない車」が、あくまで安全運転をサポートする装置であること、また、運転者がおらず、ハンドルもない「完全自動運転」の実用化は2030年ごろと、まだまだ“先の話”であることを伝え、ドライバーの注意喚起と正しい理解の促進を図るべく、インフォグラフィックを制作した。

※この調査では、正式名称(衝突被害軽減ブレーキ)の認知度を考慮し、一般的によく知られている「自動ブレーキ」という言葉を使用した

認知の割に、まだまだ理解されていない「自動ブレーキ」

JAF、ASV(先進安全自動車)への関心度・認知度・理解度の調査を実施
JAF、ASV(先進安全自動車)への関心度・認知度・理解度の調査を実施

ニュースやCM等の影響を受け、「自動ブレーキ」等の名称そのものは、97.3%とほぼすべてのドライバー(※)に認知されている一方で、そのうち、その機能や効果まで知っている人は50.4%、装置が作動しない条件も知っている人は24.8%と低く、認知の割に実際の理解は、まだまだ進んでいない実態が垣間見える。

※「まったく知らない」と答えた2.7%を除く97.3%を指す

ドライバーの約2人に1人が「自動ブレーキ」に対して過度に信頼していることが明らかに

JAF、ASV(先進安全自動車)への関心度・認知度・理解度の調査を実施
JAF、ASV(先進安全自動車)への関心度・認知度・理解度の調査を実施JAF、ASV(先進安全自動車)への関心度・認知度・理解度の調査を実施

「自動ブレーキ」や「ぶつからない車」はどんな装置かについて尋ねたところ、その特性を正しく答えた人(※)は54.6%と低く、約2人に1人が「自動ブレーキ」に対して過度に信頼をしており、十分な理解が進んでいない実態を、さらに浮き彫りにする結果となった。

※正しくは、「衝突の危険がある時に、音や警告灯でその危険を促すとともに、車が自動的にブレーキをかけて衝突を回避または被害を軽減する装置」

誤った回答として最も多かったのは「前方の車や障害物等に対し、車が自動的にブレーキをかけて停止してくれる装置」(39.8%)で、次いで「車が発進する際や走行中に、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ装置」(4.1%)、「ブレーキ操作を行わなくても良い装置」(1.3%)、「わからない」(0.3%)と続いた。

高い関心を集める先進技術“過信をしない”心構えが重要

JAF、ASV(先進安全自動車)への関心度・認知度・理解度の調査を実施
JAF、ASV(先進安全自動車)への関心度・認知度・理解度の調査を実施

9割のドライバーが「内容を知りたい」と答えるなど、自動車の先進技術は高い関心を集め、「運転操作や判断ミスの防止」(84.5%)、「運転疲労の軽減」(10.8%)などの効果が期待されてるが、システムへの過度な信頼は時期尚早。

日々、システムは進化を続けているが、ドライバーは決して過信せず、安全運転を心がけることが大切である。

調査概要

調査名:ASV(先進安全自動車)の認知度等に関するアンケート調査

調査対象:全国の自動車ユーザー

回答者数:35,614名

調査方法:JAFオンラインアンケートによる独自調査

期間:2016年2月1日~29日

※回答の構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある

※複数回答の設問では、構成比の合計が100%を超える

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