【MotoGP 第6戦イタリアGP】マルケス、0.019秒の差で惜しくも2位…ホンダレースレポート

マルク・マルケス/MotoGP第6戦 イタリアGP 予選(2016)
マルク・マルケス、フェルナンド・アロンソ、ダニ・ペドロサ/MotoGP第6戦 イタリアGP 予選(2016)

MotoGP 第6戦 イタリアGPの決勝レースが5月22日、ムジェロサーキットで行われた。

優勝は今季3勝目となるモビスター・ヤマハ・MotoGPのJ.ロレンソ選手。その0.019秒後にレプソル・ホンダ・チームのM.マルケス選手が2位でチェッカーを受けた。3位にはドゥカティ・チームのA.イアンノーネ選手が入っている。

会場にはF1ドライバーのF.アロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)の姿があった。

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ホンダ レースレポート

マルク・マルケス/MotoGP第6戦 イタリアGP 決勝(2016)

オープニングラップでのマルケス選手は、ロレンソ選手、V.ロッシ選手(ヤマハ)、A.エスパルガロ選手(スズキ)に続いて4番手。そして3周目にエスパルガロ選手を抜いて3番手に浮上すると、前を走るロレンソ選手とロッシ選手のヤマハ勢を追った。

レース中盤には、ヤマハの2人の背後に迫りトップグループを形成するが、9周目に入ってロッシ選手がエンジントラブルでリタイアとなり、2番手に浮上。それからはロレンソ選手との一騎打ちとなった。

そして最終ラップに入り、コース前半のS字区間でロレンソ選手を抜くと、じりじりと引き離した。しかしコース後半に入って、その差を詰めてきたロレンソ選手に抜かれてしまう。マルケス選手はすかさずクロスラインでパスして、再びトップに浮上するも、最終コーナーからのストレートで、マルケス選手のスリップから抜け出したロレンソ選手に先着を許し、惜しくも2位でフィニッシュとなった。

優勝を逃すも、2戦ぶり今季5度目の表彰台に立ったマルケス選手は、ロレンソ選手と10点差の総合2位をキープ。ホームグランプリとなる次戦カタルニアGPでは、総合首位奪還を目指す。

ダニ・ペドロサ/MotoGP第6戦 イタリアGP 決勝(2016)
カル・クラッチロー/MotoGP第6戦 イタリアGP 予選(2016)ジャック・ミラー/MotoGP第6戦 イタリアGP 予選(2016)

チームメートのD.ペドロサ選手(Repsol Honda Team)は、予選7番手から4位でフィニッシュ。序盤は思うようにペースを上げられず6番手を走行していたが、中盤に入ってリズムをつかむと着実にポジションを上げることに成功。終盤はA.イアンノーネ選手、A.ドヴィツィオーゾ選手のドゥカティ勢とし烈な3番手争いを繰り広げるも、わずかに届かず表彰台を逃した。

ペドロサ選手は、ヨーロッパラウンドに入って3戦連続で4位。表彰台にあと一歩のレースが続いている。しかし、マシンのセットアップは着実に進み、ホームグランプリとなる次戦カタルニアGPでは、今季2度目の表彰台を目指す。

予選16番手から決勝に挑んだC.クラッチロー選手(LCR Honda)は、思うようにペースを上げられず11位。予選17番手から決勝に挑んだJ.ミラー選手(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)はスタート直後の1コーナーで発生した3台の多重クラッシュの犠牲者になり、リタイアに終わっている。

MotoGP第6戦 イタリアGP リザルト

(1)#99 J.ロレンソ (ヤマハ)

(2)#93 M.マルケス (ホンダ)

(3)#29 A.イアンノーネ (ドゥカティ)

(4)#26 D.ペドロサ (ホンダ)

(5)#4 A.ドヴィツィオーゾ (ドゥカティ)

(6)#25 M.ビニャーレス (スズキ)

(7)#38 B.スミス (ヤマハ)

(8)#9 D.ペトルッチ (ドゥカティ)

(9)#41 A.エスパルガロ (スズキ)

(10)#51 M.ピロ(ドゥカティ)

(11)#35 C.クラッチロー (ホンダ)

(12)#8 H.バルベラ (ドゥカティ)

(13)#50 E.ラバティ (ドゥカティ)

(14)#6 S.ブラドル (アプリリア)

(15)#44 P.エスパルガロ (ヤマハ)

(16)#68 Y.ヘルナンデス (ドゥカティ)

(-)#46 V.ロッシ (ヤマハ)

(-)#45 S.レディング (ドゥカティ)

(-)#43 J.ミラー (ホンダ)

(-)#19 A.バウティスタ (アプリリア)

(-)#76 L.バズ (ドゥカティ)

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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