レクサス、新型「IS」を北京ショーでワールドプレミア…日本での発売は今秋を予定

(新型)LEXUS IS200t

レクサスは、中国・北京で4月25日に開幕した『北京モーターショー2016』に、マイナーチェンジした新型スポーツセダン「IS」を公開した。

>>新型「IS」フォトギャラリー

ISはレクサスセダンのラインナップにおいて、ユーザー層の拡大を担うスポーツセダンとして、ドライバーの意のままに操ることができる優れた操縦安定性とスポーティなデザインを特徴とし、支持を集めてきた。

今回発表された新型ISは、歴代ISが受け継いできた個性をさらに際立たせるため、エクステリアをよりアグレッシブなデザインとしたほか、内装の質感を向上させている。

また、サスペンションの熟成によるさらなるハンドリングの気持ち良さ、乗心地の質感向上により、ISならではの運転の楽しさを進化させている。さらに、予防安全パッケージLexus Safety System +を新たに採用し、レクサスのアイデンティティとも呼べる「先進性」を一層強化した。

なお、新型ISの日本での発売は、2016年秋頃を予定している。

新型ISの主な特長

(新型)LEXUS IS200t

■エクステリア

“Aggressive Sports”をデザインテーマとし、従来型ISで好評だった高い走行性能を予感させるイメージを進化させ、よりアグレッシブなデザインとしている。具体的には、ヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、フロントおよびリアバンパーを中心に、力強くスポーティなスタイリングを実現した。

フロントまわりは、フェンダーからダイナミックにつながる塊感のあるバンパーコーナーにより、スポーティでアグレッシブな造形を追求。ヘッドランプはL字型のクリアランスランプと連続性を高め、内側に延長した特徴的な形状とし、鋭さを強調したデザインとしている。

(新型)LEXUS IS200t

レクサスのデザインアイコンであるスピンドルグリルは、上下の比率を変化させ、グリル下部がより大きく広がり、両下端のブレーキダクトへ空気を導く機能性も表現した、低重心でスポーティな印象を与える造形とした。

また“F SPORT”は、3次元F字メッシュパターンにジェットブラックメタリックコーティングを施した独自のスピンドルグリルに、ブレーキダクトと関連を持たせたサイドガーニッシュを組みあわせ、スポーティなイメージの付与と空力性能向上を両立している。

リアビューは、リアコンビネーションランプの内部に大胆な造形のL字を3つ層状に重ねた奥行きのあるデザインや、エギゾーストパイプの形状変更により、スタンスの良さを強調した。

>>もっと写真を見る

(新型)LEXUS IS200t
(新型)LEXUS IS200t

■内装 

インテリアは、機能性の向上やISが本来持つスポーティさを進化させるとともに、レクサスセダンとしての質感の高さを向上させている。

具体的には、マルチメディアディスプレイを10.3インチに拡大。ナビゲーションやオーディオの情報をより大きくより鮮明に表示するとともに、リモートタッチ側面にEnterボタンを設置し、操作性も向上。

メーターフードは、スタートスイッチを押しやすい角度に調整したほか、フードステッチの通し方を変更することで、スポーティさを演出している。また、ヒーターコントロールパネルとオーディオパネルを質感の高いヘアライン調に変更したうえで、大型化した二―パッドで両端から挟み込む構成とすることにより、車格感の向上を目指した。加えて、カップホルダーの使用性向上やアナログクロックの視認性向上など、細部に至るまで質感の高さと利便性を追求している。

(新型)LEXUS IS200t

■安全性能

予防安全パッケージLexus Safety System +を新たに採用。歩行者検知機能付衝突回避支援タイプの「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱による事故の予防に貢献するステアリング振動機能付レーンディパーチャーアラート(LDA)、夜間の前方視界確保を支援するためロー・ハイビームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム(AHB)、そして設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールをパッケージ化し、多面的な安全運転支援を強化している。

“初めてのレクサス”にISを選ぶユーザーが多い!?

■IS購入者の半数以上が新規レクサスユーザー

ISは持ち味とするスポーティな走りとデザインで、レクサスラインナップのスポーツセダンとしてシェア拡大に大きく貢献してきた。米国、欧州、日本などの地域では、購入者の半数以上が新規レクサスユーザーであり、若年層を中心にレクサスユーザー層の拡大を図っていく重要モデルとなっている。

■成長する“Near Luxury市場”で確固たる地位を築く個性

“Near Luxury市場”とは、日本では聞き馴染みがないが、米国では高級車市場の一角を占める重要なカテゴリーとして存在している、いわば中型高級車の市場。ISが属するこの市場は年齢の若いユーザーが多く、性能面での評価に加えて何者にも似ていない個性が購入決定の重要な要素となるため、新型ISは従来から好評だった高い操縦安定性に加え、それを象徴するデザインのさらなる進化を目指した。

■好評だったISのエクステリアデザインが、よりアグレッシブに進化

ISの購入理由で最も多かったのが「エクステリアデザイン」であった。今回は高く評価されたデザインの進化を狙い、デザインのキーワードを“Aggressive Sports”とした。ISが本来持つ力強くスポーティなイメージを一層際立たせるため、レクサスのデザインアイコン「スピンドルグリル」を中心に構成されるスポーティな表情や、今にも走りだしそうな感覚を与えるスタイリングで、アグレッシブな進化を実現している。

■予防安全パッケージLexus Safety System +などの先進技術でドライビングをサポート

これまでもISは、ボディ剛性向上に寄与する溶接技術「レーザースクリューウェルディング」や、優れた操縦安定性を実現する車両の統合制御技術「レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム」(LDH)など、新技術を積極的に採用してきたが、今回のマイナーチェンジでは高い予防安全性能確保のため、最新の予防安全パッケージLexus Safety System +を採用し、先進性をさらに高めている。新型ISは、本来の楽しい走りに加え、さらなる安心を提供することを目指した。

>>次のニュース

>>最新ニュース一覧

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

レクサス ISの最新自動車ニュース/記事

レクサスのカタログ情報 レクサス ISのカタログ情報 レクサスの中古車検索 レクサス ISの中古車検索 レクサスの記事一覧 レクサス ISの記事一覧 レクサスのニュース一覧 レクサス ISのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる